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息継ぎ代わりに使っていませんか? "Thank you"

村田志乃

村田志乃

息継ぎ代わりに使われる"Thank you"


サービス業では、欠かせない感謝の言葉。
"Thank you." "Thank you very much."

研修でよく目にするのが、息継ぎ代わりにこの言葉が使われているということ。

例えば、レストランでのやり取り。
"How many persons?"の問いに対して、ゲストが
"Two"と答えて、"Thank you."

オーダーを取るさいに、
"What would you like for the main course?"と聞いて、ゲストが
"I'll have the beef."と言われて、再び、"Thank you."

これでは、本来、感謝の言葉であるべき言葉が、
動作の区切り、息継ぎ代わりに使われてしまっています。

まるで見当違いのタイミングで使われる"Thank you"





外国人の旅行客から言われるコメントで、多く見受けられるのが、
「丁寧だけど、冷たい感じがする」
「言葉は間違ってないけど、訓練された言葉、マニュアルにある言葉を言っているだけのよう・・」

"Thank you"をただオウムのように繰り返しても、必ずしも、
相手には、感謝の言葉には聞こえていないのです。

感謝の表現<Appreciation>をどれだけ多くのバリエーションで言えるか、
何に対して感謝を述べているのか、
そして、それらの言葉をどのタイミングで言えば、相手の心に届くのか・・・

お客様にきちんとメッセージを伝えるためには、
これらの点をしっかり押さえてみましょう。

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村田志乃
専門家

村田志乃(講師)

株式会社RADIANT(レディエント)

クライアントが求める英語表現のイメージ、英語レベルなどに合わせ、現場スタッフへのヒアリングも行い、本当に必要とされている研修内容をオリジナルで作成。また一人一人の習熟度に合った指導を行っている。

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