言葉を発すると夫婦喧嘩に…。子供への影響も心配です。【夫婦関係改善Q&A】
こんにちは
ピリアロハカウンセリングの緒方リサコです。
さて、今回のテーマは…
夫の浮気が分かりました嘘をついていられたのかと思うととても悲しいです。
信頼関係をなくしました。
とはいえ、すぐに離婚する気にはなりません。どうしていったらいいでしょうか?
というご質問に対してご一緒に考えていきたいと思います。
もしご自分にそのようなことが起きたとしたら、みなさんはどうされますでしょうか?
またお知り合いの方やお友達からそのようなご相談を受けたとしたら、どうお答えしてさしあげられるでしょう?
まずこのようなパートナーの浮気・嘘が分かったとき2つの感情が湧いてくるかなと思います。
まず1つ目は、何だろう?・何かおかしいな?とモヤモヤしていることが明確になり、やっぱりそうだったんだと分かった事による(安心感とは違いますが)【ホッとした】気持ち。
もう1つは、その裏切られていた間に思っていた心配が明確な事実が分かったことにより【怒り】が湧いてきたこと。
この2つの感情があるかなと思います。
ご相談の内容にもありましたように、そういうことがあると本当に信頼関係をなくしてしまったという思いは強いと思います。
夫婦は所詮他人同士のつながりですので、そこには信頼関係があってこそと言えると思います。
その信頼関係はやはり正直でオープンであること。
そして言動・言行の一致。
この2つがなされていることによって、お互いが信頼し合うことが続き、そしてその上に関係性が構築していくというふうになると思います。
という中、今回浮気が分かったということなんですけれども、まずその浮気が分かるまで、もしくは浮気がスタートするまでの間、それぞれのゴールのあり方の関係性は一体どうだったんでしょう?
もしかしたら表面的な問題は起きていなかったかもしれませんけれども、惰性であったり何となく子供さんがいらっしゃれば、子供を通して順調にいっているようになっていたり。
子供に関わることに忙しいので夫に対しての思いとか心遣いが、やはり少なくなってしまったり薄くなってしまっていたり。
あと夫が何かをやってくれたとしても、どうしても時間の限られた態度の中、一生懸命やっている妻・母としては、『そんなことしてもらったらかえって邪魔になる』とかダメ出しをしてしまったり。
夫は何かを言いたいなと思って家に帰ってきても、妻がすごく忙しそうにしていると、それを言っちゃうとかえって申し訳ないかなと思うことがあって言うのをやめてしまったり。
このように表面的な問題はなかったかもしれませんけれど、本当に信頼関係に基づいた夫婦関係になっていたかどうか、気づかれることがあるかもしれません。
ですのでまずそこを一回見てみられるといいのかなって私は思ったりします。
改めて今日最初に申し上げたことですけれど、皆様だったらどのようにお考えになったり、どのようにお友達に対応してさしあげたり、言葉をかけられたりするでしょう?
ご一緒に考えてみていただけたらと思います。
お考えになられましたでしょうか?
このことに関して私の思うこと考えていることをお伝えしていきます。
まずこの【浮気が分かった】ことなんですが、この浮気が初回であったのか、それとも何回も何回も何回も起こしていることがまた分かったということなのか、またどれぐらいの期間であったのか、などということは浮気を一つにくくるだけではなく、大事なポイントにはなるのかなって思います。
まず一つのケースとして、初回でそこまでの長い期間ではなかったり、その相手がどういう人物なのかによっては、どうしても魔に手が伸びたとか、同僚先輩に誘われ断りきれなかったところがきっかけとか、または違うコミュニティでたまたま話が合うから、ついついご飯を一緒にしてたとか、もしかしたら時にはそれ以上のことがあったとか。
スリルとかやってみたいなって思ってたことを、実際やれたことへの自己満足かもしれません。
この場合は今回浮気が判明したことで『一番大切なものがこれだったんだ』『失うかもしれない・失いかねないかもしれない』ということを気づかれ、『本当に悪かった』『一番大事なのはここなんだ』と思いがあって、そこから改めてという事でしたら、二人でどうしていくということを考えていかれているご夫婦も多くいらっしゃるので、そういうケースもまずあるかと思います。
もう一つのケースとして、もう何度でも同じことを繰り返している、もしくはめちゃめちゃ長期的であったっていうことの場合は、そもそもまず浮気してた人にとって二人にとって家というものが、何でも持ち帰って感情を伝えリラックスできる場になっていなかった可能性もあるんじゃないかなって思います。
自分の言葉で感情を表現することはやっちゃいけない、夫なんだから妻をサポートしなきゃいけない、我慢しなきゃいけないって思うからこそ、どんどん自分の中に溜め込みすぎてそして何かのきっかけで、何か自分もリラックスできたらな、癒しの場があったらいいのになって思ってる中、ちょっとしたきっかけで出会ったことによって、ああ何かホッとするっていうことも起きているかもしれません。
その場合はやっぱり現実逃避だったり、自分の癒される場所を求めての見返りありきではあるので、あくまでもそこは非現実的な場として、自分のバランスを保つための場だけであった、ということなのでその人を深く愛するとか、心から愛してっていうことではないわけです。
とはいえ騙されていた嘘をつかれていたっていう、された側にとってはそんな円満理論が通るわけもなく、そんなこと言ったってねえっていう気持ちになるのも事実です。
ですので改めて、本当に自分達は夫婦をしていたのかどうか?というところがとても大事だなって思います。
私の考えを改めて一言でお伝えしていくとしたら【本当に夫婦をしていたかどうかを確認してみましょう】っていうことになるかなと、夫婦をするということは、お互いそれぞれ違うことはやっているけれども、そこに対して労り合う・応援し合う・共感し合う、ということがあったかどうかということになると思います。
それぞれで活躍する場や自分が存在する場が違うので、そこで何をやっているかという具体的なことが分からないのは当然です。
ですけれどもどうしても、言っても分からないから言わないことの積み重ねによって、結果的にどんどん離れていくということも起きているかなと思います。
やっていることが分からないのは当然、だけどそのやっていることに対してどう感じたか、ということを持ち帰られる場であったらいいなと思います。
まさに家がハウスではなくホームであること。
お互いの疲れたこと・嫌だったこと・悲しかったことを、持ち帰りそこでエネルギーをチャージし、また元気になり嬉しかったこと・楽しかったことも、お互いに持ち帰り、より一層元気になる場であること、本当に夫婦をしているかどうか、労り合ったり・共感し合ったり、応援し合ったりする場になってるかどうかを確認していただける機会として捉えていただけたらいいなって思います。
お読みいただき、ありがとうございます。
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