中国伝統医学では九州のリウマチと北海道のリウマチでは治療法が真逆です。では東京のリウマチは?

岡部哲郎

岡部哲郎

テーマ:同じ関節リウマチでも寒冷地と温暖地で治療逆、治療法を間違えると悪化する

最近、九州から治療抵抗性の難治性のリウマチのかたが相次いで来院した。最新の中国伝統医学ではリウマチなどの膠原病はその原因となっている病態は多彩であり16種類もの病態に分類されている。個々人で原因が異なっているため、その原因に対する治療処方もまた各人で異なったものとなる 以前、数名の北海道在住の方の関節リウマチを中国伝統医学で治療した。その原因は血流減少による冷えや代謝低下による冷えや浮腫などであった。治療処方は温めて浮腫を取り除き、血流を増加させることで治療できた。 しかし、九州からのリウマチの場合身体や血液の熱がその原因であった。 温める処方は返って症状を悪化させるばかりである。 身体を冷やして血液の熱を取り除くことで劇的な改善が見られた。
東京人のリウマチはどうであろうか? 当方の経験では東京人の膠原病やリウマチの90%は熱によるもので、冷えによるリウマチは非常に少ないことが分かった。 住む地域の気候風土により同じ病気でもその原因は異なる。従って治療法も異なる。中国でも寒い北京と南の上海では同じリウマチでも原因も治療法も異なる。 中国伝統医学では各人の病気の原因を正確に診断して、その診断の基づいて治療処方を作成する。 西洋医学では同じ病名であっても、個々人で治療法は異なる。 これを間違えると治療が有効でないばかりか病気が悪化する。

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岡部哲郎
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岡部哲郎(医師)

岡部漢方内科

先端医療の研究者・医師としての経験と中国伝統医学への知見を併せ持ち、難治性疾患や原因不明の症状の背景を探る多角的な視点と、一人一人に向き合う姿勢で統合医療に取り組んでいます。

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