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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「クローズ質問」

田村哲也

田村哲也

質問の王道は2パターン

ご存じ
《オープン質問》と《クローズ質問》

◆返答の自由度が高くなる《オープン質問》
 →「飲み物は何がお好きですか?」
 ・話が広がりやすい
 ・わからない点を深く知りたい時など

◆Yes-Noで答えられる《クローズ質問》
 →「牛乳はお好きですか?」
 ・数量や日程の確認
 ・ミスや行き違いを防げる

アポイント

《クローズ質問》を
 最も有効に使いたいのがアポイントや納期

「来週のいつでしたら
  ご都合が宜しいでしょうか?」

 →うーんちょっと忙しいかな!?
 →来週になったら改めて電話貰えるかな!?
 といった返しを受け

それが先延ばしやお断りである事も不明なまま
 無意味な時間が過ぎていく

アポの基本は
「来週の火曜日の10時
  若しくは
 木曜日の14時でしたら
  どちらのご都合がよろしいでしょうか?」

このように二択にするなど
 出来るだけ先方に優しく簡単に
 そして悩ませないクローズ質問が必須だ
 (その時点のゴールはアポなのだから)

相手に段取りを委ねることは
 気を使ったつもりでいても
 かえって煩わしい思いをさせてしまい
 こちらの目的も果たせないといった顛末

締切

同じく
 よく目に(耳に)するのが
 納期や締切の場面だ

「ご回答は週明けで結構です」

この “週明け” が災いのもと
 双方の不幸のはじまり

特に
 年末年始や
 今の時期(GW直前)が厄介だ

「GW明けで構いませんので・・・」

一見
 なんだか優しく柔らかに
 緩めの設定に見えがちだけど
 稼働日ベースで換算すると僅かな日数

おまけに
 メーカー確認や他部署の同意が必須の際は
 キーマンがお休みを取られていたりして
 カチッと収まらないことも多々ある

しかも
 休暇やGW明けって
 確認事項や予期せぬ臨時タスクがあったりで
 通常の週明けに比べたらはるかに多忙

よって
『納品はGW明けで問題ありませんから・・・』
 は気配りのできる♂風に見せておいて
 ボールだけ無造作に投げつけておくという
 究極の無責任さだったり・・・

更に後ほど
 「約束と違うじゃないですか」と
  マウントを取ってくるので要注意!?


(何度か書いていますが)
「なる早」「週明け」「出来次第」・・・
 といったこっちとあっちの物差しが違う表現は
 ボタンの掛け違いのモト

気配りとは真逆の
 ズルい表現だということを忘れてはならない

・3営業日以内
・週明け火曜日の15時まで
・GW明けの6日中には概算の数字だけください

といった定量表現や
 Yes-Noで答えられるクローズ質問を
 的確に駆使しなければいけない

信頼関係

継続的な仕事の依頼や
 有効な情報提供がいただけるのは
 コストや品質やサービスと同様に
 (いやそれ以上に)
 アポや納期や約束事に対する
 確実でわかりやすい
 日々のキャッチボールが大きなポイント


対面でのやり取りが薄くなり
 リモートやオンライン(Web上)での
 コミュニケーションが主流になって行く昨今

生身の人間が配慮すべきことを
 いまこそ丁寧にこなしていきたいなって
 日々感じてます


今年もすっきりしない
 GWの過ごし方を求められています

それに伴って
 仕事のテンポも
 通常とは違ってたり・・・していないですか!?

あなたが
・依頼してること
・依頼されてること

まさにGW直前です

節度ある丁寧な気持ちで再確認をお忘れなく!!

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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