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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「第1ボタンはユーザー」

田村哲也

田村哲也

皆さんは
 Googleが掲げる『10の事実』
 というものをご存じだろうか

Googleが掲げる10の事実


❶ ユーザーに焦点を絞れば
  他のものはみな後からついてくる
❷ 1つのことをとことん極めて
  うまくやるのが一番
❸ 遅いより速いほうがいい
❹ ウェブ上の民主主義は機能する
❺ 情報を探したくなるのは
  パソコンの前にいるときだけではない
❻ 悪事を働かなくてもお金は稼げる
❼ 世の中はまだまだ情報があふれている
❽ 情報のニーズはすべての国境を越える
❾ スーツがなくても真剣に仕事はできる
❿ 「すばらしい」では足りない
(詳細はこちらを参照)

表現は分かり易くユニークで
なのにその中身は本質を深くえぐっている

そしてこれらは
 会社設立からわずか数年で
 辿り着いたというから(さらに)驚かされる

ここにある
 ニュアンスとエッセンスは
 どういった業種業態にも
 当てはまること間違いなし(だと私は思う)

ボタンの掛け違い

世界中に居るGoogleのスタッフは
・正社員:102,000人以上
・非正規雇用:121,000人超・・・だとか

その規模において
一番大切にしている原則が
“Focus on the user and all else will follow”
『ユーザーに焦点を絞れば
 他のものはみな後からついてくる(❶)』

~新しいウェブブラウザを開発する時も
 トップページの外観に手を加える時も
 内部の目標や収益ではなく
 ユーザーを最も重視する~ etc

つまり
・現状実現できるベストな提案を
  ユーザーにすることが利益に繋がる!!
・利益も大事だがそれは後からついてくる!!

これが20万人以上いるスタッフにとっての
「第1ボタン」になっていて

そこを
 掛け間違えることはあってはならない!!
 と言ったところだろうか

更に手前にあるべきものは・・・

Mission・Vision・Value・・・
社是・理念・スローガン・行動指針・・・

表現の仕方は様々だが
こういった上位概念の作成に携わることは多い

Google同様「お客様」にフォーカスしたそれらは
 誰だって何処だって同じ・・・なのに薄い!?
 (顧客目線/顧客満足/顧客起点・・・的な)

それをも含めて
 時間をかけてリリースしても
 スタッフの反応がイマイチだったり
 中々 浸透~定着しない


理由は明確だ
そこにTOPの「断固たる覚悟」があるかないか
 *スタッフを変えたいのではなく
  自身が変わるという強い想いがあるかないか
 *その想いと姿勢を背中で見せられるかどうか

大袈裟ですかねw

でもそれがあるかないかで
 その後の風土や文化が
 劇的に変わっていった企業を
 私自身が見てきたのも事実


・最も大事なものって何だろう?
・ユーザーを理解するって何だろう?

そここそが大切なのは間違いない
だって
 世界中が評価し活用し
 無くてはならない存在・・・Googleが
 「第1ボタン」に掲げているのだから


絶対に間違えてはならないメッセージを
「真剣」に刷り込めるか否か

そのメッセージの表層やフレーズではなく
 その本質や重要性や信念を刺せるかどうか
 ~ 全てTOP次第だっ!! ~

10番目まで気を抜かず・・・

『「すばらしい」では足りない(❿)』
 ・一番であることはゴールではない
 ・まだ達成できないとわかっていることを目標設定
 ・他者の評価だけでなく求められるのは実用性
 ・本当に社会や人々の役に立っているか

この10番目も圧倒的だし
 ユーザー目線がガッツリ入ってますよね

重ねて
 これをGoogleに言われちゃうと
 洒落になりませんよねw


さて「10の事実」・・・・
 一つでも
 その発想や思考や方向性を
 意識していきたいですし

そこに感化される必要は無いけれど
 今を生きる(ひとつの)指標であることは
 間違いないかと思うのです


【 第1ボタンはユーザー !!
  それ以外は全て後からついてくる !! 】

最も大切なモノを
最も大切だと声にして

そして時には その一番目に
 違った感情や損得やエゴが来たとしたら
 潔く指摘しあえる空気があってこそ・・・
 
まずは初めてユーザーに
 何かしらが届くのかも知れませんね

Googleさん まずはそこから襟を正します

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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