「社員を壊す」経営者
今夏
電車移動中(とかに)軽めに読める文庫を・・・
と思って本屋さんを散策
「犬のうんちを踏んでも
感動できる人の考え方」
著:ひすいこうたろう を手にした
今日はその本の最後に出ていた件を紹介したい
人生の見方
・インドの王様の家臣:アシュタバクラ
(以下:A氏)は 王様から
「これについてお前はどう思う?」
と聞かれると
『起きることは全て最高でございます』
と必ず答える!!
(悪い気のしない王様はA氏を信頼)
・他の家臣たちは嫉妬し
王様が手をケガした時
“罠” にはめるべくこう問う
「王様がケガをされたことをどう思う?」
・A氏は
『起きることは全て最高でございます』と返す
直ぐに家臣たちは王様に告げ口
~怒った王様はA氏を牢屋に入れる
・そんなある日 狩りに出た王様は
「人食い部族」に捕まる・・・
その部族は儀式のとき
「人を生贄(いけにえ)」として火あぶりにする
・王様が火あぶりになる直前
彼らは王の手にケガがあることに気付く
この部族には「傷モノは生贄に出来ない」
という “しきたり” があった
・「もうお前に用はない」
と王様は放免され無事に帰路
その後 王様はA氏を牢屋から出してやる
・王様
「わしがケガをしたのは
お前の言う通り最高の出来事であった・・
どうすればこの過ちを償えるだろうか?」
・A氏
「もしも私を牢屋に入れてくださらなかったら
私はいつも狩りでは
王様の側から離れないので
一緒に捕まっていたことでしょう
~そしてケガをしていない私は
生贄になっていたことでしょう
だから私は牢屋に入れていただいて
最高だったのです」
・王様はここで悟ります・・・
【人生で起きることは
本当にすべて最高なのだ】と
コロナ禍
如何でしたか?
・「出来過ぎた話」と捉えるのか
・「災い転じて福となす」と戒めるのか
少々雲行きが怪しくなってきた
師走のコロナ禍を
『失望』すら『希望』の一部だと信じて・・・
少々無責任は承知の上ですが
「起きることは全て最高でございます」って
口にしてみても・・・
いいのかも・・・
と思った次第です
「経済」が大事か
「人の命」が大事か
そんなの両方大事に決まってんじゃん!!
さぁ いつもと違った2020年も
あと四週間を切りました
この「手のケガ(2020年:コロナ禍)」のお陰で
LuckyでHappyな未来があるはずです
もう少し踏ん張りましょう!!
未来を担う 次世代たちのためにも・・・・
#143