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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

『価値観ニュートラル』

田村哲也

田村哲也

「椅子が7個あります」
 ⇒子供が10人います
 ⇒どうしますか?

【日本】みんな我慢しましょう!!
【アメリカ】あと3つ持ってこよう!!
【ドイツ】優秀な7人が座ればいい!!
【イギリス】紅茶うめぇ!!
【ロシア】3人殺せばいい!!
【ニュージーランド】先に羊が座った!!
【スペイン】そんなことより踊ろうぜっ!!

お国柄や価値観や文化
歴史や思想も含めて
 なかなか秀逸な表現ですよね

狭いコミュニティ

たしかに
「みんなで我慢しましょう」的な素養は
 日本人として認識するモノの
 “マクロ”のそれは
 “ミクロ”に照らし合わせると
 全く違った顔を覗かせる

✓うちの家では・・
✓うちの町内では・・
✓うちの学校では・・
✓うちのプロジェクトでは・・
✓うちの会社では・・

そこにはびこる
 ルールや当たり前な感覚は
 とても“我慢しましょう”というお国柄とは
 かけ離れたモノとなる

子供の頃から
 とっても狭いコミュニティ
 積み重ねて築いてきたモノ

はたまたそのキャリアの中で
 自分が影響を受けて来た人やモノ

そして現在
その蓄積した“常識”(とやら)で
 何のためらいもなく
 様々なジャッジを展開していることに
 以外と気付いていない


正論とまでは言わないまでも
 間違いのない“常識”として
 それらを認識し
 そこからはみ出したモノへは
 「No」を振りかざす

 その言動は刃となり
 目の前の人を
 傷つけていると自覚もせずに・・・

リクルートスーツ

経営学者の入山章栄教授の書籍に
『常識は幻想』
 というフレーズがあった

✓就活では
  紺や黒系統のスーツを着よう!!
✓初対面の人とは
  名刺交換しよう!!

などというのは
社会人の暗黙のルール
でもそこには
 合理的な理由は見つからない
 
 強いて言うなら
 “常識” だから・・・

入山教授曰く
 特定の地域や業界や
 職場における常識的な習慣や考えを

 合理的だからではなく
 「みんながやってるから」
 「そういうものだから」
 といったことで採用(選択)しがち

ある集団やコミュニティの中では
 “常識” は空気のように馴染んで
 違和感を覚えさせない・・のだとか

でもその正体は
 特に合理性があるわけではないので
 その業界や職場でしか
 通用しないことだらけ

転勤や転職で
 新たなメンバーを
 招き入れた際に起こる
 ハレーションや驚き・・

こちらのフィールドでの
 常識や一般論は
 他の業界において
 非常識だったり
 迷惑だったりすることを
 肝に銘じておきたい

覚悟を持って

風土や文化や教育って
一朝一夕にはいかないですよね

故に今こそ
 己が持ち合わせている
 当たり前や常識を脇に置かねば!

世の中の新しいウネリや
テクノロジーに対して
 食わず嫌いを避けねば!

若い世代に頭を垂れて
 いろんなモノを吸収せねば!

そして
 新たなコミュニティ
 素直に笑顔で
 覚悟を持って飛び込まねばっ!!


鳥や魚に国境がないように
己が持ってる価値観という境界線を
 いったんニュートラルにし
 リセット兼リスタートな気持ちで
 柔軟に泳がねば・・・
 と自分に言い聞かせ・・・
 今一度しなりたいと思いますっ!!

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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