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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「マグロ船の船長の役割」

田村哲也

田村哲也

突然ですが「マグロ船」の話をします
(イメージはともかく・・・)
一日17時間の肉体労働を
 20日間続けるといった
 めちゃめちゃハードなこの仕事・・・

次の問題にお答えください

一人でも多くの人手が欲しいところなのに
 マグロ船の船長さんは
  この“漁”に一切参加しません
 (決して偉いからではありません)

Q.ではマグロ船の船長が
  ほぼ一日携わっている「大切な役割」
  とは どんな仕事でしょうか?
  (重要な任務が別にあるのです)

その答えは・・・

A.無線で他のマグロ船に連絡して
  マグロの群れがいる場所の
  情報交換を行う‼ でした

「えっ 他のマグロ船が
 マグロの群れの場所を教えてくれるの?」
って思いましたよね

実はマグロ船同士は
 こうした漁場の情報を
 惜しげもなく頻繁に交換し合うんだそうです

海に出たら「持ちつ持たれつ」
 助け合うのが当たり前
 ・・・そんなふうに考えるのですね

しかし中にはそうした情報のやり取りを
 無視する漁船もあるとか

自分たちがせっかく見つけた漁場は
 他の船には教えない
(居ますよね そんな人 廻りに・・)

それどころか嘘の情報を流して
 自分たちが見つけた漁場から
 遠ざけようとする・・・

確かにそうすれば
 一時的には漁場を独占(できます)

でもそうした船は
 他の漁船から良い情報をもらえなくなって
 結果・・漁獲量は減っていく
 (仕事・職場でも同じですよね・・)

世の中 うまくできてますねー

人はどんなに強い人でも頭のいい人でも
  一人では生きていけません

ましてやマグロ船のように
 大海原や自然に挑む時 人は無力です
 だから助け合いが必要なんだと
 (教えてくれてます)

助け合えば天国

『天国と地獄の違い』
亡者たちがご馳走を前に
 長~いおハシを手にして
 食べることができず嘆き悲しむのが地獄

亡者たちがご馳走を前に
 長~いおハシでお互いの口に食べ物を運び
 ニコニコ笑っているのが天国


まったく同じ場所が
助け合いの精神があるかないかで
天国にも地獄にもなる
・・というよく聞く例話

これまた同様に
考え方や物ごとのとらえ方
人間のエゴな部分を教えてくれてます

出し惜しみしない

助け合うことの重要性と同時に
船長は「マネジメント」の何たるかも
説いているかと・・

いたずらに「漁」に参加したり
不必要な口をはさんだりせず
もっと乗組員を信用して・・・

TOPがやるべきことや本来の役割である
▪本質や俯瞰することを怠ることなく・・
「3つの目」過去コラム
▪逆算することを見誤ったりせずに・・
「逆算思考」過去コラム

いますよね
役割と守備範囲を勘違いしている
ちょっぴり残念な身近な偉い人(社長さん? 上席の方?)

話しを戻しましょう

得になる情報や知識を出し惜しみして
独り占めしようとする人は
ケチ臭く 貧乏く
決して豊かにはなれない(らしいっす)

知識や情報は出さなければ
新しいものは入ってこない

もともと大したキャパがないんだから
ガンガン吐き出して
少しでも引き出しを空にして
スペース確保しなくちゃ(です‼)


助け合い精神の一丁目一番地に
「知っていることを出し惜しみしない」
が間違いなくある訳で・・・

相当意識してアウトプット‼
・・・しなくちゃですねっ


↓↓アウトプットの重要性参照↓↓
「黄金比は3対7」

ちょっと深い話


実はこの「マグロ船」の話・・
『超一流の人のちょっと深い話』からの抜粋

凄い深くて感動的な話ではなく
「あっ なるほど!?」と思える
「ちょっとだけ深い話」がミソ・・
気付きが身近だから真似しやすそう

今後も機会があれば紹介していき〼

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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