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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「黄金比は3対7」

田村哲也

田村哲也

「月3冊読んで3冊アウトプットする人」と
「月10冊読んで1冊もアウトプットしない人」
とでは間違いなく前者の方が成長する(らしい)

今週のネタ元は
昨年発刊の『アウトプット大全』

読みやすく
どこから読んでも
活用できるのでお勧めです

わかったつもりを卒業

どうやら人間は
読書をしたり講演を聞いたりしても
約9割の人が「わかったつもり」
になっているだけで
実際は知識として定着していない

冒頭の3冊と10冊の件がそうであるように
得た知識をアウトプットしないと
「わかったつもり」から抜け出せず
永遠にそこを卒業出来ない w

インプットとアウトプットの黄金比

大学生を対象に勉強時間のうち
*「インプット」(教科書を読む)と
*「アウトプット」(問題を解く)を
それぞれどのように時間配分して
勉強しているかを調べた研究によると

インプット対アウトプットの
平均的な比率は『7対3』

社会人においては
アウトプットの割合が4割以下の人が
全体の88%を占め
ほとんどの人がインプット中心

つまり学生も社会人も大半の人が
インプット主体の勉強をしているのが現実
(そういう教育でしたもんね)


心理学者:アーサー・ゲイツ博士の
実験によると・・・

小3から中2までの100人以上の子どもたちに
「紳士録」(人名年鑑)に書かれた人物プロフィールを
9分間で覚えて暗唱するように指示した結果

もっとも高得点を出したのは
*「覚える時間:インプット30%」
*「練習する時間:アウトプット70%」
のグループだった

アウトプット比率でいうと
初心者は6割・熟練者は7割の時間を
アウトプットに振りわけるのが
「効果的な勉強(学び)の方法」とまとめている

早い話・・・
「教科書をじっくり読むより
  問題をどんどん解いていこう」
っつーことは 高校時代の先生が言っていた
【過去問を徹底的に解きなさいっ!】
はロジック的に間違ってないわけだ w

誤解を恐れずに言うと
「学ぶ」より「真似ろっ‼」だな(うん)

取捨選択が肝

これだけインターネットが発達して
過剰なまでの情報氾濫状態

一人ひとりが相当意識しないと
インプットの数値を抑えられない

しかし間違ってならないのは
インプットを少なくして
アウトプットとの比率を整えるのではない‼

むしろ情報を積極的に取りに行き
いかに早く取捨選択するスキルを磨き続けるかだ

その上で
その倍のアウトプット(練習・問題・発信)をこなす

週一回の「このコラム」発信ですら
バタバタの自分ですが(今一度)心して取り組みます

研修パワポ

人の知識レベルを
《知らない》
 ↓ ↓ ↓ ↓
《知ってるけど出来ない》
 ↓ ↓ ↓ ↓
《出来る》
 ↓ ↓ ↓ ↓
《教えることが出来る》
とよく言い表すけど・・・ホントそう思う


お手伝いしている会社のスタッフさん向けに
数々の研修資料をPowerPointで作成する

*どうやったら伝わるか
*どうやったら刺さるのか

結果
発信(アウトプット)する私自身の
感度や理解が急速に加速するのを実感する

発信することで
様々な反応や声を耳にすることも出来
結果 多面的にQualityも上がる

たしかに
インプット過剰でアウトプットを怠ると
自分自身だけの咀嚼や思考に陥り

それ以上に注意しなければならないのは
いつしか自分の考えというより
世の中の無難な考えを探すだけの
感覚に陥ってしまうことだ

その点 毎日SNS等に何かしら
(意義ある)発信をしている方のエネルギーはすさまじく
まるで「IN 300」:「OUT 700」といった桁違いのパワーで
悠々と現代を泳いでいる(・・・人に出くわす)
脱帽だ <(_ _)>

そこまで出来なくとも
それがいいか悪いかは別としても

【インプット「3」:アウトプット「7」】

この黄金比率を
今日から意識してみるだけでも
“今”を生きるには必要な感覚だと
私は強く思います。。。

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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