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田村哲也

小規模事業所経営者の頼れる経営アドバイザー

田村哲也(たむらてつや) / 経営コンサルタント

office TAMURA (オフィス タムラ)

コラム

「オジサンって何歳からですか?」

2019年4月22日 公開 / 2020年5月21日更新

コラムカテゴリ:ビジネス

博報堂生活総合研究所が
「オジサンって何歳からですか?」
と男女1500人に調査

回答結果の平均値は『43歳』

グラフのピークは
しっかりとそこに山がある

厄年(近辺)・・・
役割も責任もバリバリなその時期
世間の評価や常識は
『オジサン』のはじまり

早くないですか?
そんなもんでしょうか?

「みんな」

それとは対照的なグラフを描く質問もあった
「日本の人口は1億3千万人だが
 このうち何人以上の意見なら
 世論といえますか?」

回答結果の平均値は『4,342万人』

というものの
答えはバラバラでグラフの山が全くない

回答者の11%が1億人以上
回答者の8%が5000人未満の数字を挙げた


「みんなが持っている」
「みんながやっている」
「みんなが言っている」

『みんな』ってなんなんだろう?

その定義って・・・人それぞれ
世代や環境に応じて全く違ってくる

ましてやこのテクノロジーの時代
『様々なみんな』があたかも世論と化す

しかるべき人が
コントロールできる(している)ようで
少々怖い・・・騙されないぞ

75歳以上世帯が1/4を占める

一昨日の日経一面
『75歳以上世帯が1/4』

こんな記事だ
2040年の世帯数の将来推計・・・
A)75歳以上の世帯主が1,217万世帯(全世帯の24%)
B)一人暮らし世帯が1,994万人(全世帯の40%)
C)75歳以上の一人暮らしが512万人超(Aのうち42%)

高齢の『お一人様』の存在感が高まることで
社会保障や生活インフラが大きな変化を迎える(らしい)

例えば
社会保障給付費は 2018年より6割増える(とか)

世帯数が減るのに一人暮らしが増えれば
電気・ガス・水道等のインフラ維持は
コスト増に膨らむ(とか)

生活ごみの回収作業も非効率になったり(とか)

ビジネス

高齢者や単身者向けの
ビジネス(商品やサービス)は
その需要に応えようと昨今必死だ

シニア層という『みんな』が
圧倒的に幅を利かせるのが
目に見えているからだ


日本は長きにわたって
「夫婦と子ども」という4人前後の家族構成を
モデル世帯=『みんな』として
取り扱ってきた

どうやら知らず知らずのうちに
その『みんな(モデル世帯)』
は崩壊していたようだ

*1980年代:40%超
*2000年代:31.9%
*2040年(予測):23.3%

ビジネスだけではなく
『みんなの意見』・・的な声やモノに
注意を払っておくに越したことはないようだ


2040年ってあと21年
今の年齢に21年を足すということは
「1/4世帯」に入ってるじゃないですか

『おじいちゃん』って何歳からなのか!?
今度調べてみよう。。。

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