Mybestpro Members

田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「マカロニ死す」

田村哲也

田村哲也

平成元年に松田優作が逝き
平成の最後にショーケンが逝ってしまった
これで完全に「平成時代」は終わったな(個人談)

私にとって『優作』と『ショーケン』は
  *「王と長嶋」というか
  *「ジョンとポール」というか(ふるっ)
憧れというか青春というか
若かりし頃の圧倒的存在だったのは間違いない
  ▪ドラマや映画・・・観たなぁ
  ▪ライブ・・・行ったなぁ♪
Don Juan Rock 'n' roll Band カッコよかったよっ‼

檻の中

(都会に憧れ)
典型的な田舎者の思考回路を持ち合わせていた私には
そこに1㍉も違わずピタッと納まる最強のお兄様
  *マカロニ(太陽にほえろ)も
  *修(傷だらけの天使)も
  *サブちゃん(前略おふくろ様)も
  *ステージ上を支配する
   得体の知れない存在感のボーカリストも
  *ファッションも発する言葉も
  *そして破天荒な私生活までもが・・・
まるで檻の中を悠々と歩きまわる
強くてカッコいい「ライオン」
(本当に檻の中にも居たなぁw)

田舎者は
それになりたいのに それにはなれず
それを遠目に眺めて
それについて やけに詳しくペラペラと喋り

あたかも近づけたような
少し強くなれたような
そう見られたい そう見えるだろっ
といった大いなる錯覚
・・・を随分沢山させてもらった

ありがとうショーケン ご冥福をお祈りします

恩人死す

いわゆる団塊の世代
しかしながら人生100歳時代と囁かれる昨今において
68歳はあまりにも早い

ショーケンは3月26日が命日
その十日ほど前の3月17日・・・
建設会社時代から今日までずーっとお世話になった
人生の大恩人が急逝してしまった
同じく60代でだ・・・

知人の葬儀には何度も参列してはいるが
こんなにも胸が苦しく嗚咽したのは
後にも先にもはじめてだった

その恩人はいっつも「笑顔」だった
何処でも誰に対しても分け隔てなく微笑んでいた

(二十代の)現場監督時代の私に・・・
その方は笑顔ひとつで「人を動かしてしまう」
という術を見せてくださったのを忘れない

それまでの私では考えられない
『人間力』という大切で柔らかで
そしてそれは本当は分厚くて鋭いものだと
いうことを幾度となく姿勢で教えてくれた

ありがとうございました
改めてご冥福をお祈りいたします

新元号

「令和」という新元号が発表され
なんだか世間は浮かれている(ように私は感じる)

一方それでいいのだとも思う

心配があるとすれば
継承後 第一線を離れられたあとの平成天皇のお身体だ
「ホっ」とされたお気持ちからくる心身の脱力感
・・・少しだけ嫌な予感がする
(ご無礼極まりない発言お許しください)


さていよいよ新時代の幕開け
一方で「恩人」や「憧れの人」の死が
残してくれたものと『ロス感』

拭えない後悔

会うべき人
会いたいと思う人
観たいと思う人
声を聞きたい人
存在や温度を確認しておくべき人
・・・etc

気になったら即行動
『令和元年』のテーマとしてとらえたい

アナログ

情報源のほぼすべてがTVだったあの頃
カッコいいも流行りモノも
HEROもカリスマも
分かり易く存在していた(昭和)

一方いまの若い世代からすると
情報が過剰すぎて
何がトレンドで
何が新しい情報なのかも分からないし
そんなことは最早「関係ない」らしい(平成)

自動車が空を飛ぶであろう「令和」を
アナログな私が憂いても・・・ですが
不易流行であることは間違いないかと


「マカロニ死す」1973年7月13日(金)・・・
あの放映はいまだに残像として克明にある
そのシーンが後日何度となく
取り上げられてきたからとかではなく
「心に強く焼き付いている」に近いイメージ

情報が希薄な時代であったからこそ
(上手く言えないが)
大切なものや共有すべきものや
わかりやすい何かが
あったような気がしてならない

間違ってもアナログの頃が良くて
今が駄目とかじゃなく・・・
ただ 直ぐに「ググる」的な世の中と
顔の見えない薄っぺらな発想と発信だけの未来が

ショーケン・・・私はちょっぴり心配でなりません。。。。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

小規模事業所経営者の頼れる経営アドバイザー

田村哲也プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼