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「あきらめるな‼」継続のロジック

田村哲也

田村哲也

「継続は力なり」
誰でも数回
耳にしたり口にしたり

上司は部下に
親は子供に

「あきらめないで
 頑張りなさいっ!」
的な・・・

3割バッターは76%

打率3割のバッターが
1回の打席でヒットを打つ確率は
(当たり前のことですが)30%

1試合4回の打席で
全て凡退することもある

翻って
ヒットが出ない確率から
考察してみよう

3割バッターが最初の打席で
ヒットを打てない確率は
【1-3/10=7/10】➡70%だ

2打席目までにヒットを打てない確率は
【(7/10)✕(7/10)=0.49】➡49%

3打席目までにヒットが出ない確率は
【(7/10)✕(7/10)✕(7✕10)=0.343】➡約34%
つまり3打席目までにヒットが出る確率は
【1-0.343=0.657】➡約66%
これって意外と高く感じませんか

さらに4打席目までにヒットが出ない確率は
【(7✕10)を4回かけて=0.2401】
つまり4回打席に立てば
少なくとも1本ヒットが出る確率は
【1-0.2401=0.7599】➡約76%
(ほぼほぼ1試合で
 こんなにも高い確率で出塁)

同じ数式の流れで
5打席目までのそれをやると
ヒットの出る確率は➡約83%(マジかっ)

打席に入る回数が
増えれば増えるほど
その確率は増してくる
(もちろん打率そのものも必須条件だ)

なんと99.34%

成功確率1%の仕事を命じられたとしよう

1回の挑戦で成功しない確率は
【1-1/100=99/100】➡99%(絶望的)

同様の計算をしていくと
こんな成功確率がはじき出される
・100回目➡63.40%
・230回目➡90.09%(9割超え)
・300回目➡95.10%
・400回目➡98.20%
・500回目➡99.34%

うーん
まさに「継続は力なり」かぁ


「数字のウソを見抜く」の著者
野口哲典さんからの引用(含む)

エジソン

エジソンの名言
▪私は失敗したことがない。
 ただ、1万通りの
 うまく行かない方法を見つけただけだ。

▪私たちの最大の弱点は諦めることにある。
 成功するのに最も確実な方法は
 常にもう一回だけ試してみることだ。

松下幸之助の言葉
▪成功とは
 成功するまでやり続けることで
 失敗とは
 成功するまでやり続けないこと。


物事は決して確率論通りではないけれど
できない理由を並べたり
諦めてしまう自分の弱さと直面した時

・・・エジソンも松下幸之助も
思い出すことはないけれど

数字的な裏付けとロジックは
頑張れる要素になるかな⁉

それとも正論過ぎて少々辛いかな⁉


数字は嘘をつかない
参った<(_ _)>

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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