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「常識を疑え」

田村哲也

田村哲也

逆さ地図

「常識」・「決め事」・「そういうもの」的な事って、
身近なものやことに潜んでいたりします。
(そうするものだと、ある種信じてしまって)

私たちは子供のころから
「地図は北が上」と習ってきました。
天気予報図も、桜前線も、
「下(南)~上(北)」へ
そういうものだと認識して今日まで来ました。

同時に
・日本は島国。
・大陸よりも、太平洋が主役。
・たて長で、(あたかも)南北に長い国土。





この地図をご覧ください。

初めて見るような感覚。
(この見方が正しいのです)

先ほど述べた印象って全て思い込み‼
・日本海は、大陸と朝鮮半島と樺太からなる
 東アジアにおける「大きな湖」・・・に見えませんか
・中国にとって、太平洋(海)って、
 とても狭くて、日本がまるでテトラポット
 ・・・じゃないですか。
・日本が北朝鮮やロシアや
 中国にとって仲間であるなら、
 アメリカに対しての「最高の防波堤」
 ・・・ですが
 アメリカ寄りの日本は、それらの国にとって
 「最悪のポジション」。
・北京・大連・青島・上海といった
 “黄海”を囲む主要都市にとって、
 重ねてピョンヤンやソウルにおいても、
 「沖縄」は強烈な監視塔的な
 「米軍基地:アジアの番人」に位置‼
 だって太平洋に繰り出すには「沖縄」に向かって・・・
 いや沖縄の目を盗んで大海には進めないですから。

だから「竹島」にこだわったり、
尖閣諸島問題や、
南沙諸島沖を埋め立てて
「人口の島」を作ってしまったり・・・
はじめて見えてきますよね、
それぞれの事情が。

「立場」と「本質」

答えはひとつ。
海路:シーレーンを確保したいのです。

海路の確保は、同時に空路の確保に繋がります。

シルクロード作って
ヨーロッパから文化を吸収し、
騎馬隊での領土争いといった時代は
よかったのですが、
今や「アメリカ」
そして世界一の海「太平洋」を制するには、
シーレーン確保が
ロシアも中国も必須条件なわけです。
北方四島なんて絶対に渡したくないのです。

立場が変われば目的も本質も
意図も意味も変わりますよね。

これってビジネスや人間関係や
そうそう「マーケットイン」や「プロダクトアウト」だの・・・

見落としてしまっていたりしませんか
「立場」や「本質」

相手側に立つという基本を・・・

向きを変えるだけで

「日本」を自分自身や、御社や、
業務のやり方といった現状に
置き換えてみては如何でしょうか。 
考え方やとらえ方、姿勢や方向性を、
俯瞰してみているでしょうか!?

決して今までのやり方が駄目だとか、
無理やり変えるとかではなく、
視野を広くしたり見方を変えることが必要ではないか、
ということなのです。

中国やロシアや東アジアから見るように、
地図の向きを少し変えてみる必要があると思うのです。

*「一人称」としての考え方
  →つまり「日本」はという、まずは自分目線のジャッジ。
*「二人称」としての考え方
  →つまり「輸入・輸出」的な、日本の利益追求や発展。

でもこの逆さ地図が教えてくれるように、
そこに潜む本質って、全く違ったものだったりします。

*「三人称」としての考え方
  →つまり「近隣諸国」は何を求め、
    「時代や世界」はどこへ向かっているのか。

AIだIoTだビッグデータだ・・・
もちろんそういった流れやトレンドを意識しつつも
まずは「自分自身に潜む常識」を
疑ってみること・・・ほんの少し見方や向きを
変えてみることも必要ではないでしょうか

当たり前とされてきた
慣習や業務の見直しにこそ
「働き方改革」の本当に意味が潜んでいたりして・・・

そんなヒントや考え方のサポートを
様々な思考や気付きのお手伝いを
沢山の小規模事業所の社長さんに
日々喜んでいただけるよう
精進して参ります。

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

office TAMURA (オフィス タムラ)

小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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