先祖代々の土地！？
相続と聞くと、「財産を家族で分けるだけ」と思われる方も多いかもしれません。
「お金持ち、資産家だけの問題でしょ」と思う方も多くいらっしゃいます。
ですが、実際に相続を経験されたご家族からは「こんなに大変だとは思わなかった」「親が残してくれた家が、かえって揉め事の火種になった」といった声も少なくありません。
その大きな原因のひとつが「不動産」です。
不動産は“分けられない財産”
現金や預貯金は数字で割り切ることができますが、不動産は「モノ」。
分割することが難しい財産です。
「共有」で相続することも可能ではありますが、それは将来問題になるリスクを先送りすることにもつながりかねません。
家や土地を相続する場合、以下のような問題が生じます。
- 相続人が複数いると、誰が所有するかで揉めやすい
- 「売る」「貸す」「住む」で意見が食い違う
- 評価額は高くても売却できないケースがある
- 現金化しないと他の相続人に代償金を支払えない
たとえば、「実家を長男が相続したが、他のきょうだいには相応の金銭を渡せなかった」というケース。
不公平感からきょうだい間の関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。
対策をしておけば防げた可能性が十分にあった家族のトラブルを引き起こしてしまいます。
不動産の評価・分割・処分には専門的な知識が必要
不動産の相続では、単に“誰が受け取るか”を決めるだけではなく、法的手続き・税金・市場価値など、さまざまな知識が求められます。
- 土地・建物の評価額が税務署と納税者でズレる
- 遺産分割協議書に不動産の記載が正確でないと登記できない
- 売却や賃貸をする際に法的な手続きが必要になる
- 相続税の支払いのために不動産を売却したいが、買い手が見つからない
こうした場面で、相続に詳しくない不動産業者や税理士に相談しても「誰に何を相談すればいいのか分からない」という“相談の迷子”になってしまうこともあります。
西山ライフデザインができること
西山ライフデザインは、「不動産」と「相続・資産設計」の両方の視点からサポートできる、少し珍しい会社です。
不動産の実務経験を持つ宅建士であり、同時にファイナンシャル・プランナー（FP）でもあるからこそ、以下のようなことをワンストップで対応できます。
- 相続対象となる不動産の評価・調査
- 遺産分割の方向性に応じた不動産の活用アドバイス
- 「売るか残すか」を判断するためのシミュレーション
- 相続税や贈与税をふまえた資産設計のご提案
- 必要に応じた士業（税理士・司法書士・弁護士・土地家屋調査士）との連携
特に「不動産をどう分けるか」に悩まれているご家族にとって、私のような“両方分かる立場”の専門家は心強い存在だと、ご相談者様からもよく言っていただけます。
不動産のある相続こそ、事前の備えが大切
不動産の相続トラブルは、感情のもつれと財産の分け方が絡むことで、非常に根深くなりがちです。
でも、事前に「誰に何をどう残すか」「分け方に納得してもらえるか」を考えておくことで、防げることも多くあります。
相続対策の目的は「円満に、スムーズに資産を次世代に継承すること」です。
相続が発生した後もご家族がこれからも仲良く過ごすために。
不動産のあるご家庭こそ、相続の準備を早めに始めることをおすすめします。
「うちはどうだろう？」と気になった方は、お気軽に西山ライフデザインへご相談ください。
専門用語は使わず、じっくりお話を伺いながら、最適な方法をご一緒に考えます。
