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コラム
働き方改革の行方1
2019年1月9日
遅ればせながら、
あけましておめでとうございます。
西山ライフデザイン 西山です。
今年のお正月は9連休をいただきました。
年末から年始にかけて、株式や為替市場はかなり混乱しましたが、幸い、あまり慌てることなく過ごすことができました。
最近、働き方改革が叫ばれており、また定年も延長される方向になりつつあります。
私がサラリーマンだったころ(今から4年くらい前まで)は、
「朝はなるべく早く出社」
「遅くまで仕事をしていると『頑張ってるねぇ』と言われる」
といった社会でした。
(僕はその当時から朝は始業時間ギリギリに出社するのが常でしたが、すごい嫌な顔をされました)
このところ急激にその雰囲気が変わりつつある一方、
「仕事は減らないのに早く帰れと言われても…」
という声も聞かれます。
先日お話をしたある会社のサラリーマンの方が
「役職者になると責任ばかり重くなるが、その責任を果たすために必要な行動・仕事をする時間が減っている」
と話されていました。
役職者には
「部下、チームのコミュニケーションをとり、円滑に業務を遂行できるように環境を整える」
「非効率かも知れないが、他の人に仕事を任せることで教育、指導、能力アップを図る」
といったことが求められますが、短時間で仕事を勧めなければいけない中、効率を重視すると
「自分でやってしまったほうが早い」
ということにもなりかねません。
会社の組織はとかく「短期での業績達成」を求められます。
「人材育成」に関しては、すぐに結果が出ないことから後回しになってしまう可能性があると考えられます。
会社の業績維持・向上を長期的・安定的に求める場合、こうした「次の世代への緩やかな移行」が必要です。
昨今の「働き方改革」への急激なかじ取りが持続的な組織の発展に悪影響が出なければいいと思いますが。。。
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