「貧困の連鎖」と「待機児童問題」
株式相場の動きが不安定です。
昨日(24日)の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比608ドル(2.4%)安まで下落。
これで3日続落となり、7月上旬以来の安値まで下がりました。
この流れを受けて、日経平均も寄り付きから一時前日比―700円以上まで下落。
10時を過ぎた現在も下値をうかがう水準で推移しています。
11月6日に行われるアメリカ中間選挙、米中間の貿易戦争、アメリカの利上げ観測とインフレ懸念など相場に影響しそうなイベント・状況がいろいろあり、投資家心理も弱気側に触れているものと考えられます。
特に最近は株式取引にAIなどを用いた高速取引が浸透してきています。
何年か前までの様に人間が最終判断して行う取引とは比べ物にならないスピードで取引が行われるため、予想を超える値幅での動きになることもあります。
リーマンショックから10年が経過しています。
これまでも何度となく暴落を経験している株式市場。
歴史は繰り返すと言われます。
何がきっかけになるかは予想もつきませんが、再びそのような状況が訪れる可能性は否定できません。
地震と同じで、いつ起きるかはわからないが、暴落は必ず何年に一度起きると考えておくべきなのでしょう。
信用取引などを行っている投資家にとっては、想定以上の損失が発生する可能性もあります。
現物取引のみで投資を行っている個人投資家にとっては悩ましいところですね。
過去の株式が大幅に下落した局面でも長期的に見れば回復しています。
個別の銘柄別には様々な要因がありますので、一概には言えませんが、年末くらいまでのレンジで静観するのも一つの考え方だと思います。
リスク回避の考え方も重要ですが、慌てて売り急ぐ事もないのではないかと考えます。
投資を始めようかと思っていた人にとってはここ数日はエントリーに適したタイミングかも知れません。
しかし、今まで経験のない人がここでエントリーするのも勇気がいりそうです。