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田中嘉一プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

医療機器における電源コードの注意点

田中嘉一

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テーマ:医療安全

医療機器は電力を使うものが多いため、電源コードの取り扱いにも注意が必要です。 日常生活でも使用する電源コードですが、具体的にどのような点に注意すればいいのでしょうか。 この記事では、医療機器における電源コードの注意点についてご紹介します。 ▼医療機器における電源コードの注意点 ■コード部分を引っ張らない 電源コードのコード部分を引っ張ると、ケーブルの根元が断線する恐れがあります。 プラグ部分を持ち、コンセントから引き抜かなければなりません。 断線は目に見えない部分で起きる場合が多く、原因を確認するまでの時間もかかるため、必ず正しい方法で抜き差ししましょう。 ■アース部分が破損した電源コードを使わない 医療機器のプラグには、アースが付いていることが多いです。 これは機器内部からの漏れ電流を、安全に放出させるためです。 アース部分が破損した状態だと感電の恐れがあるので、新しい電源コードと交換しましょう。 ■コンセントの外れを確認する 電源コードの外れがあると、医療機器のアラームが鳴ったり電源が切れたりしてしまいます。 コンセント側だけでなく、機器側も確認が必要です。 非常バッテリーが自動で稼働する機器は、電源コードの外れに気付きにくいので注意しましょう。 ▼まとめ 医療機器の電源コードでは、次のことに注意しましょう。 ・コード部分を引っ張らない ・アース部分が破損した電源コードを使わない ・コンセントの外れを確認する 医療機器のメンテナンスの労力を減らしたい場合は『MEテック・ラボラトリー合同会社』までご相談ください。 東京・埼玉にて、医療機器のトラブル防止をサポートいたします。

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田中嘉一
専門家

田中嘉一(臨床検査技師)

MEテック・ラボラトリー合同会社

医療機器保守点検・安全管理のエキスパート。300床以下の病院を対象に、「医療機器安全管理と運用」「コストダウン」「丁寧な病院内研修・指導」の3本柱で、病院の医療ミス防止の一翼を担っている。

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