医療機器保守点検の意義2
保健所の立ち入り検査とは「医療機関が法令にのっとって医療サービスを提供しているか」を検査するものです。 では、具体的にどのような項目が設定されているのでしょうか。 今回は保健所の立ち入り検査の項目について、解説いたします。 ▼保健所の立ち入り検査の項目 ■文書・医薬品 保健所では、文書・医薬品に関する管理状況を検査します。 文書の検査において中心となるのは、カルテと処方箋です。 医薬品についても検査が行われ、文書と同様にどのように管理・保存しているかをチェックします。 ■管理体制 医療機関でどのような管理体制をとっているかも、立ち入り検査の対象です。 「届出・許可事項といった法令を順守しているか」「職員の健康管理はできているか」などが検査されます。 さらに医療機関そのものの安全管理も、検査の対象です。 ■構造設備 適切な医療サービスを提供するには、さまざまな設備が必要です。 そこで、診察室・手術室・検査室などを対象に、適切な状態に保たれているかどうかを検査します。 また院内感染対策がきちんと取られていることも、重要なチェックポイントです。 日々の診療で生じた廃棄物の処理の仕方を見極めるため、廃棄物処理状況の確認も行われます。 ▼まとめ 保健所の立ち入り検査は、文書・医薬品・管理体制・構造設備といった項目をチェックされます。 それぞれの項目によって検査内容は異なるため、日頃から遵守しておくことが大切です。 東京を拠点とする『MEテック・ラボラトリー合同会社』では、医療機器の保守点検・メンテナンスを手掛けております。 立ち入り検査に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお尋ねください。