自分の商品を必要としてくれるお客様を迷子にさせないための服
最近いらっしゃるお客様の言葉のフレーズの中に、
「もうちょっと自信をもちたい」
自信って、難しいですよね。
たとえ人がどんなに「大丈夫よ!」って言ったとしても
ご本人の中で「よしっ!」というところにこないと
どんなに言葉をもらっても、自信ってうまれないもの。
「自信」ってどこからくるの・・・
自信って、
人には見えない自分の中での不安や葛藤や、色んなものが混ざっているものだと
思うんですよね。
私も、意外と緊張したり、自信がないなー、と思う場面ってあるんです。
でも、人からは「また〜(笑)そんなこといって、全然見えませんよ〜」と
まったく信じてもらえませんがね。
でも、本人の中では「自信がない」と感じたのは確かなことで。
じゃ、その自信のない状態をどうやって克服しているんですか?って
聞かれることもあります。
克服しようと立ち向かうような姿勢でトライすることはあまりしませんが、
ただただ、納得できるまで準備をするとか、調べるとか、やれると思うことを
やるのみ、ですね。
それで自信が確実に生まれるか?と言われると、それでもだめなときもありますが
そこまでやったら、、、、あとは開きなおる(笑)
「ここまでやったから、私だからきっとどうにかなる!」みたいな感じで。
「あとは神様お願い!」的な感じとでも言いましょうか。。。
ある人が「自信とは、自分との小さな約束を守っているかどうか。それで
自信って変わるよ」と。
人には気づかないこと、例えば「今日はこれをしよう」と思っていたけど
面倒でやらなかった⇨自分とした「する」という約束を自分で破った。
それを知っているのは、自分だけだから。
どんなに他人に大丈夫と言葉をもらっても、人との約束は大切なものと
思って守っているのに、自分のことは簡単に破るから、自分を大切にしていないって
ことなんだよね、と。
自信という小さなスパイスから、大きな可能性の扉をひらく
ここぞ!という場面で、それまでの成果や想いを発揮しようとするとき。
そんな頑張った自分を背中を押してくれるもの。
そして、服がTPOにあってるかなー、浮かないかなー、印象大丈夫かなー、なんて
余計なことを考えず、その場面だけに全力投球するために・・・
ちょっとその自分の背中を押してくれるもの。
それって、服や見た目の効果ってとても大きなものだと思っています。
新しい環境や場面に、ワクワク感を感じることもあります。
逆に、不安を感じることも、当然あります。
でも、そんな自分の一歩を、勇気を持って背中を押してくれるもの。
「私、きっと大丈夫♪」って。
同行ショッピングをして、たくさんのものを試着してもらった後のお客さまの笑顔が
それをいつも感じさせてくれます。
はじめにアトリエにお越しいただいた時の笑顔とは、全然ちがって
笑い方まで可愛くなっています。
自信って、「きれいさ」そして「魅力」を引き出す最高のスパイスだなと。
これは年齢に問わず、職種に問わず、
いくつになっても女性って「きれいに」「かわいく」ありたい。
そう思うのが、乙女心ですね。
【大切な娘、大切な人への自信という贈り物】
Nineteen's Birthday Present
そうえいば、以前老人ホームへボランティアに行ったときに、
100歳近いおばあちゃまがもう寝たきりだったけど、おしゃれが大好きで
毎月美容師さんに来てもらって髪を染めてもらっていると。
みんなでわいわいおしゃれを楽しんでいるサロンスペースには行けないけど
お部屋まで顔を出してもらえませんか?とスタッフの方に言われて
喜んで道具と鏡を持ってアシスタントとお部屋へお邪魔をしたら。。。
ベットから起き上がれないけれども、なんとも素敵な笑顔で迎えてくださったのを
思い出しました。
身だしなみを超えて、「装い」を気遣うこと。
これはいくつになっても若々しく魅力的でいられるコツ、
そう知識としても吸収していたことだったけど、実際に体感した日♪でした。
今日は、誰に会う日ですか?
魅力の総合演出家 斉藤典子