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斉藤典子

魅力の総合演出家ビジュアルブランディングプロデューサー

斉藤典子(さいとうのりこ) / イメージコンサルタント

Atelier Lumiere

コラム

その商品を誰から買うかの時代〜外見から伝わるメッセージ〜

2016年7月4日

テーマ:印象・イメージについて

コラムカテゴリ:ビジネス

私のお客様は比較的年齢層も幅広く20代から60代の方がいらっしゃいます。
主婦の方もいらっしゃれば、お仕事をされている方、
起業をされている方と、職種もそれぞれですが、
一番お悩みの数が多いのは、40代の起業をされている方や
会社経営をされている方でしょうか。

そもそも、
忙しいのでゆっくり洋服をお買い物に出られないが、似合うものは着たいし、
人に会う機会も多いのでバリエーションが欲しい、
TPOに合わせて着こなしを変えたいし、
おしゃれでいたいし、
体型も気になるお年頃だし、
でも妥協はテンション下がるし、
出会った方に信頼してもらいたいし、
でもただスーツを着ているだけっていうのも
おしゃれじゃないし、
しかも昼は会議、夜は会食と1日の中でも
シュチュエーションがばらばらだし・・・と
解決したいお悩みの数は果てしなく続きますよね(笑)

なんだ?




個人の力が問われる時代のブランディング


誰でも、
いい商品を、、適正価格かさらに安く買えれば
誰から商品を買ってもいい。。。。。・・・と思っている場合は
一部のテレビやネットでのショッピングの場合を除いては、
まだまだ少ないのではないでしょうか。

同じ商品やサービスが並んでいるのであれば、
自分が欲しいと思う商品やサービスを
どこの、誰から買うか。
それを買ったことで、
さらに自分の「思い」や「悩み」が解決されたい、と欲張りに人は考えています。
例えば、エステを受けるという施術の効果だけを目的に選ぶのであれば
どこでもいい。
けれど続けて通いたいと思うには、
そこに必ず施術者との関わり方、「気持ちよく対応してくれた」とか「すてきな人だった」とか
施術はもちろん、それ以外の魅力がプラスされて、さらにこの人に会いたい!
と思ってくれるもの。
技術+アルファーの価値や付加価値を生み出せるのが
「人」がそこに入る価値であること、そして「人」が生み出す力。

その選択肢の幅はネットやスマホの需要拡大により情報があふれ、
商品を選ぶ側の選択肢はどんどん広がっています。
そして同時にその情報を発信することが誰でもできる時代でもある中、
年々、この「人材力」を育てたい、という企業さまのお声も強く聞かれます。



そう。
全ては「人」が生み出すものだから。
「人」がそれをどう使うか。

ジム女子





「どうぜなら安心・信頼できる人から買いたい」


この「安心感・信頼感」って、何から感じることが多いですか?
もちろん、仕事の仕方や内容は絶対条件だと思います。
ですが、それだけ本当に安心感や信頼感を感じるか、
というと答えはNOではないでしょうか。


例えば、すごく仕事ができるのに、いつもなんとなく無精髭をはやしているだけで
「だらしない」と思われたり、
しわしわのシャツを着ているだけで、その場のだらしないという印象だけでなく
「その人の私生活の時間の過ごし方」まで想像してできてしまうことってありませんか?
そこで感じるものは、
その人が今目の前にいる時間以外をどう過ごそうと関係ないけれど、
「この人は私に対して丁寧な対応をしてくれる人だろうか?」ということでは
ないでしょうか?
身だしなみって、会う前から準備が必要なものですから、
その準備ができないって「私に対する丁寧さや心構え」を感じるもの、ではないですか?

身だしなみをきちんとしよう、装いをちゃんとしようって、よく耳にするフレーズですが、
そこには、私は相手によく思ってもらおうとして、という装い方は提案しません。
だってご自身が「だらしない」と思われていいのであれば、それでいいんです(笑)
それがイヤなら、変えましょう!
ちゃんと準備しましょう♪その人に会う前から。
今日仕事で出会うシチュエーションの人たちに、
「自分がわかるように」「自分をわかってもらいやすいように」

相手の方に、わたしは「どんな人」か?
その選びやすい付箋、キャッチコピーみたいなものを感じさせるのが
私は「装い方」「見た目」だと考えています。


だからこそ、
1、自分の着こなし方の悩みも全て解決しながら、
2、オンもオフも含めて出会う人たちの幅も時間を様々な中で、いかに早く深く信頼関係を築けるか

この2つの装い方が必要になるのが、
40代くらいの起業をされている方々の装い方ですよね。


「自分らしいSTYLEをしながら、
今日出会う人との時間の質を深める装い方」って
40代のいちばん欲張りなお年頃^^、の着こなしですよね。

  

見せられる「見る」=おもてにでる 示すこと
魅せられる「魅する」=心がひきつけられる  魅了すること

 


スーツ
  
そのためには、まずお洋服や身だしなみを整えるときに、
「スーツ着ればちゃんと見えるかな」とか
「ワンピース着れてば華やか女性らしく見えるかな」という
なんとなくスタイリングからは脱出してみましょうか。

   
まずは「テーマ」をつくりましょう。
今日はこんなシチュエーションを過ごす1日だから、こんな感じの印象にしよう!
という感じに。
それに合わせて洋服や靴を選んでいきましょうか。

   
今日の私が伝わる装い方、してますか?

    
魅力の総合演出家  斉藤典子

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