【人生100年時代】いつまで「若手」と呼ばれるのか?
先日、子供の学校の保護者会に参加してきました。
100人近くの保護者が集まり、配られた資料を前に着席。先生方が代わる代わる登場し、その資料を一字一句違わず朗読する時間が始まりました。質疑応答もなく、そのまま静かに1時間が経過。
帰り際、ふと考えてしまいました。
「この時間に、一体どんな意味があるのだろうか?」と。
ただの資料の朗読であれば、事前に配布して読んでもらえば済む話です。せっかく多忙な保護者が一堂に会したのだから、資料の「先」にある課題を共有し、子供たちのより良い環境が作られる場にすべきではないでしょうか。
実はこれ、学校教育に限った話ではありません。従来の技術教育や企業研修、職人の現場でも同じような「非効率な時間」が蔓延しています。
一方的な知識伝達に何時間も費やし、肝心の実践や個別の悩みに向き合う時間が削られてしまう――。これでは成長のスピードが上がらないのは当然です。
私が運営する「Kitano壁紙スクール」では、この無駄を一切排除した「反転学習」を取り入れています。
受講生には、事前に動画教材で基本的な知識や作業工程を頭に入れてから講習に臨んでもらいます(現在、受講生の事前視聴率は100%です)。知識共有という「前提作業」をあらかじめ済ませておくからこそ、対面の講習では1秒も無駄にすることなく、一人ひとりの癖や課題に合わせた「より深い実践指導」に時間を使えるのです。
その結果、知識ゼロの未経験者であっても、初日にいきなり攪拌機(ミキサー)を握り、現場レベルの「糊作り」をマスターすることができるようになります。
教育の本質とは、単に知識を与えることではありません。知識を得た「その先」で、どう手を動かし、どう課題を乗り越えるかを導くことにあります。
「事前に知識を共有し、対面では一人ひとりに寄り添った深い指導を行う」
この効率的な教育の流れが、民間の専門校だけでなく、学校や企業の研修現場にも当たり前のように広がっていくことを願っています。
▼講習初日、未経験者が1日目で糊作りをマスターする実際の様子はこちら
https://youtube.com/shorts/ALbdoEtjb4c


