ITパスポート試験に合格しよう! 損益分析って何? それは「企業経営の問題点を分析すること」です!
こんにちは!
IT・プログラミング関連講師の荒川栄一郎です。
本日は「財務諸表」について記述します。
★「ITパスポート」って何?
まず「財務諸表」についてお伝えする前に
「ITパスポート」の概要についてお伝えします。
仕事には様々な業種や職種がありますが
現在は、どの仕事に関してもコンピュータが使用されていると言っても
過言ではないと思います。
また、仕事だけでなく
日常の生活の中でもPC(パソコン)やインターネットを使うことは
当たり前になっています。
さらに
スマートフォンやタブレットなどの情報端末を持ち歩いて
どこでも必要な情報を瞬時に引き出すことができます。
コンピュータの普及により重要視されるのが
IT(Information Technology:情報技術)の知識になります。
IT技術が進歩する上では
使用する側の意識やモラル、危険性などについて
正しく理解することも重要になってきます。
また、IT技術を仕事で利用する場合には
●ネットワークシステムを上手に活用するスキル
●利用する上での問題を解決するスキル
●効率よく業務を行うためのスキル
の知識が欠かせません。
コンピュータが欠かせない現在において
IT技術の知識があると
安心して仕事を頼めると言っても過言ではないと考えます。
ITパスポートは
情報処理技術者試験の1つの区分で比較的新しい国家資格です。
近年デジタル化の進む現代社会では
より注目度を集める国家資格になっています。
ITパスポート試験は
●パソコン操作ができる
●Excelなどの表計算ソフトを使える
●コンピュータ・ウィルスの危険性を理解している
といったレベルには留まりません。
日常的にPCなどを使用する社会人が
PCの基本機能やセキュリティの重要性などについて
どの程度理解しているかを確認するための試験です。
ITパスポート試験は
●これから社会人となる学生
●いま社会で働く社会人
●転職してIT業界で働きたい社会人
などに挑戦してほしいと思います。
★財務諸表って何?
一般家庭でも企業でも「会計」が非常に重要です。
会計は
日々の経済活動を
収入と支出に分けて記録し、集計し、報告するツールとして
とても重要です。
会計は
●難しい
●どのように勉強していいか分からない
と言われる人も少なくはありません。
苦手意識をもつ人が多いですが
経営に関わるからといって全てを理解する必要はありません。
まずは経営の基礎として
会計にはどのようなものがあるのかを知るところから始めてみても
いいのではないかと考えます。
経営を安定させ、さらなる飛躍を図るためには
自社と取引先の経営状況を把握し適切な経営判断を下していかなくてはなりません。
企業の経営状況を客観的に数値で把握するために必要なのが
「財務諸表」です。
財務諸表とは
決算時に作成する企業の財務内容を表す帳票です。
決算とは
企業が1年に一度、帳簿をしめてその成績を数字で示すことです。
帳票とは
経営における関係書類を広く表す言葉で
具体的には会社における取引や会計に関する記録書類の総称です。
財務諸表には
●貸借対照表
●損益計算書
●キャッシュフロー計算書
があり
これらを「財務三表」と言い、重要視されています。
貸借対照表とは
一定時点(決算日)における企業の財政状態を表します。
「資産=負債+純資産 」の関係が成立します。
損益計算書とは
一定期間(一年間)における企業の経営成績表です。
キャッシュフロー計算書とは
一定期間(一年間)における企業の現金の流れを表します。
キャッシュフロー計算書には
●営業活動によるキャッシュフロー
●投資活動によるキャッシュフロー
●財務活動によるキャッシュフロー
の3つの区分があります。
営業活動によるキャッシュフローとは
企業の中心的な事業がいくら資金を生み出しているのかを示す項目です。
投資活動によるキャッシュフローとは
設備投資や、事業への投資といった投資活動による現金の流れを示す項目です。
財務活動によるキャッシュフローとは
会社が資金不足に陥ったときの資金調達方法と借りたお金の返済方法を表す項目。
財務諸表とは
決算時に作成する企業の財務内容を表す帳票です。
財務諸表の作成目的は
企業の利害関係者へ必要な情報を開示することです。
財務諸表の分析は
他社だけでなく自社の分析にも活かせますので
財務諸表の作成・提出だけ終わらず
社内でも経営状況を分析することが大切です。
★財務諸表のまとめ
財務諸表って
難しいと思われている方も多々いると思いますが
ITパスポート試験対策として是非知っておいていただきたい内容です。
ITパスポートは
IT業界で働く人には欠かせないものだと考えますが
明確にIT技術を理解している人は少ないと思います。
ただ財務諸表というものは
●決算時に作成する企業の財務内容を表す帳票
●ITパスポート試験に出題される可能性がある要素
ということだけでも
このコラムを通じて理解していただけましたら幸いに思います。
ITパスポートは
ITに関する基礎的な知識が証明できる国家資格です。
もしITパスポートに興味を持たれたら
少しずつ勉強してみてはいかがでしょうか?
少しずつ覚えていくことで、点が線で繋がることも多々あります。
そうなると結構楽しくなるかもしれません。
これからIT業界を目指している人には
知っておいてほしい知識だと思いますが
少しずつ勉強していってほしいと思います。
★ITパスポート試験の詳細
ITパスポート試験は
120分の試験時間で計100問が出題されます。
4肢択一式なので記述式の問題です。
出題分野は
●ストラテジ系(経営全般)
●マネジメント系(IT管理)
●テクノロジ系(IT技術)
です。
「ストラテジ系」は
企業と法務、経営戦略、システム戦略などの内容で
約35問出題されます。
「マネジメント系」は
開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメントなどの内容で
約20問出題されます。
「テクノロジ系」は
基礎理論、コンピュータシステム、技術要素などの内容で
約45問出題されます。
ITパスポート試験は
総合評価は1000点満点中600点以上を合格基準とし
各分野(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)では
300点以上を獲得しなければなりません。
総合評価が600点以上であっても
各分野のいずれかが300点未満の場合は合格できないため
各分野の内容をよく勉強しなければいけません。
詳細は下記「ITパスポート試験」のサイトが参考になると思います。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html
是非
IT業界で働く人も
これからIT業界で働きたい人にも
挑戦してほしいと思っています。
また近年ではIT業界に就職して
SE(システム・エンジニア)やプログラマを目指す文系の大学生が増えています。
このようなIT業界に進みたい文系の大学生にも
是非「ITパスポート試験」に挑戦してほしいと思います。
★ITパスポート試験対策について学ぶ方法は
ITパスポート試験対策については
新入社員研修やIT・プログラミング関連の研修で
学ぶことができるようになっています。
また
ITパスポート試験対策は
動画コンテンツやEラーニングで「いつでも・どこでも」学ぶことができます。
【IT・プログラミング研修】
●「ITパスポート試験対策」の詳細情報
https://itlaboj.com/courses/license_trainings/it_passport/
【動画コンテンツ】
●「誰でもわかる ITパスポート試験対策」の詳細情報
https://itlaboj.com/video_learning/it-passport-taisaku/
【Eラーニング】
●「eラーニングで学ぼう!ITパスポート試験対策」の詳細情報
https://itlaboj.com/e_learning/it_passport/
また
IT業界に進みたい文系大学生のための講座もございますので
一度挑戦してみてくだだい。
●「文系大学生ためのIT・プログラミング講座」の詳細情報
https://itlaboj.com/college_training/
★「ITパスポート試験対策」習得に必要なもの
このコースの内容は基本的に座学になりますので
PCが1台あれば十分だと考えます。
オンラインで受講される人は
「Zoom」が利用できる環境があればいいと考えます。
システム開発に直結する内容もあり
SEやプログラマだけでなくIT業界で働くための最初のステップになります。
みんなが楽しみながらITパスポートの知識を習得してほしいと思いますし
将来のIT技術者を研修や動画コンテンツを通じて
育成していきたいと考えています。
私は日本全国に多くのIT技術者を育成できる研修を目指していきたいです。
そして一人でも多くの受講者に受講してもらい理解してもらえる研修を行いたいと思っています。