ITパスポート試験に合格しよう! 労働基準法って何? それは「労働基準を定める法律」です!

テーマ:ITパスポート

こんにちは!
IT・プログラミング関連講師の荒川栄一郎です。
本日は「労働基準法」について記述します。

Iパス26

★「ITパスポート」って何?

まず「労働基準法」についてお伝えする前に
「ITパスポート」の概要についてお伝えします。

仕事には様々な業種や職種がありますが
現在は、どの仕事に関してもコンピュータが使用されていると言っても
過言ではないと思います。

また、仕事だけでなく
日常の生活の中でもPC(パソコン)やインターネットを使うことは
当たり前になっています。

さらに
スマートフォンやタブレットなどの情報端末を持ち歩いて
どこでも必要な情報を瞬時に引き出すことができます。

コンピュータの普及により重要視されるのが
IT(Information Technology:情報技術)の知識になります。

IT技術が進歩する上では
使用する側の意識やモラル、危険性などについて
正しく理解することも重要になってきます。

また、IT技術を仕事で利用する場合には
●ネットワークシステムを上手に活用するスキル
●利用する上での問題を解決するスキル
●効率よく業務を行うためのスキル
の知識が欠かせません。

コンピュータが欠かせない現在において
IT技術の知識があると
安心して仕事を頼めると言っても過言ではないと考えます。

ITパスポートは
情報処理技術者試験の1つの区分で比較的新しい国家資格です。

近年デジタル化の進む現代社会では
より注目度を集める国家資格になっています。

ITパスポート試験は
●パソコン操作ができる
●Excelなどの表計算ソフトを使える
●コンピュータ・ウィルスの危険性を理解している
といったレベルには留まりません。

日常的にPCなどを使用する社会人が
PCの基本機能やセキュリティの重要性などについて
どの程度理解しているかを確認するための試験です。

ITパスポート試験は
●これから社会人となる学生
●いま社会で働く社会人
●転職してIT業界で働きたい社会人
などに挑戦してほしいと思います。

★労働基準法って何?

企業に属して仕事をする労働者を
使用者が好き放題に労働をさせると
労働者は過労によりダウンしたり
下手をすると死に至るケースも考えられます。

労働者も仕事をする上で守らなければいけないし
使用者も労働者を守らなければいけません。

労働基準法とは
労働基準を定める法律です。

労働基準法を、さらに詳しく言うと
労働基準(労働条件に関する最低基準)を定める日本の法律です。

労働基準法をもう少し具体的に言うと
労働者が職場で働く際の労働時間・賃金・休日などの
労働条件について最低限の基準を定めている法律です。

労働基準法の主な内容には
労働条件の明示
労働時間の原則
休日
休憩
時間外および休日の労働
などがあります。

労働条件の明示とは
使用者は、労働契約の締結に際し
労働者に対して賃金、労働時間
その他の労働条件を明示することです。

具体的に言うと
「土日祝日は基本的に休みで
給料は毎月〇〇円で
9時から18時までが仕事の時間だよ!」
ということを明示しなければいけないということです。

労働時間の原則とは
使用者は、労働者に対して
1日に8時間以上労働させてはなりません。

また、1週間に40時間以上労働させてはなりません。

休日とは
使用者は、労働者に対して
毎週少くとも1回の休日を与えなければなりません。

4週間を通じ4日以上の休日を与えることでも可能です。

休憩とは
使用者は、労働者に対して
労働時間が6時間を超える場合は45分
8時間を超える場合は1時間の休憩時間を与えなければなりません。

時間外および休日の労働とは
使用者は、労働者に対して
労使協定(36協定)を締結し、労働基準監督署に届け出た場合
協定で定める範囲で労働時間を延長し
又は休日に労働させることができるということです。

労働基準法
労働基準を定める法律です。

使用者と労働者との労働契約関係を定めた最も基本的な法律であり
採用や雇用に関わる立場の人がおさえておかなければならない法律の一つです。

労働基準法が保護する対象は、正社員だけではありません。

パートやアルバイトといった雇用契約の形態にかかわらず
日本国内で労働者として働いている全ての人が対象となります。

パートやアルバイトといった雇用形態の違いで
最低基準に違反することがないようにしなければいけません。

また、労働基準法の中身は時代とともに変化します。
業界や社内の慣習にとらわれず適切な労務管理を実現するために
正しい情報を理解し、絶えず更新していくことが大切だと考えます。

★労働基準法のまとめ

労働基準法って
難しいと思われている方も多々いると思いますが
ITパスポート試験対策として是非知っておいていただきたい内容です。

ITパスポートは
IT業界で働く人には欠かせないものだと考えますが
明確にIT技術を理解している人は少ないと思います。

ただ労働基準法というものは
●労働基準を定める法律
●ITパスポート試験に出題される可能性がある要素
ということだけでも
このコラムを通じて理解していただけましたら幸いに思います。

ITパスポートは
ITに関する基礎的な知識が証明できる国家資格です。

もしITパスポートに興味を持たれたら
少しずつ勉強してみてはいかがでしょうか?

少しずつ覚えていくことで、点が線で繋がることも多々あります。
そうなると結構楽しくなるかもしれません。

これからIT業界を目指している人には
知っておいてほしい知識だと思いますが
少しずつ勉強していってほしいと思います。

★ITパスポート試験の詳細

ITパスポート試験は
120分の試験時間で計100問が出題されます。

出題形式は四肢択一式です。

出題分野は
ストラテジ系(経営全般)
マネジメント系(IT管理)
テクノロジ系(IT技術)
です。

「ストラテジ系」は
企業と法務、経営戦略、システム戦略などの内容で
約35問出題されます。

「マネジメント系」は
開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメントなどの内容で
約20問出題されます。

「テクノロジ系」は
基礎理論、コンピュータシステム、技術要素などの内容で
約45問出題されます。

ITパスポート試験は
総合評価は1000点満点中600点以上を合格基準とし
各分野(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)では
300点以上を獲得しなければなりません。

総合評価が600点以上であっても
各分野のいずれかが300点未満の場合は合格できないため
各分野の内容をよく勉強しなければいけません。

詳細は下記「ITパスポート試験」のサイトが参考になると思います。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html

是非
IT業界で働く人も
これからIT業界で働きたい人にも
挑戦してほしいと思っています。

また近年ではIT業界に就職して
SE(システム・エンジニア)やプログラマを目指す文系の大学生が増えています。

このようなIT業界に進みたい文系の大学生にも
是非「ITパスポート試験」に挑戦してほしいと思います。

★ITパスポート試験対策について学ぶ方法は

ITパスポート試験対策については
新入社員研修やIT・プログラミング関連の研修で
学ぶことができるようになっています。

また
ITパスポート試験対策は
動画コンテンツEラーニングで「いつでも・どこでも」学ぶことができます。

【IT・プログラミング研修】
●「ITパスポート試験対策」の詳細情報
https://itlaboj.com/courses/license_trainings/it_passport/

【動画コンテンツ】
●「誰でもわかる ITパスポート試験対策」の詳細情報
https://itlaboj.com/video_learning/it-passport-taisaku/

【Eラーニング】
●「eラーニングで学ぼう!ITパスポート試験対策」の詳細情報
https://itlaboj.com/e_learning/it_passport/

また
IT業界に進みたい文系大学生のための講座もございますので
一度挑戦してみてくだだい。

●「文系大学生ためのIT・プログラミング講座」の詳細情報
https://itlaboj.com/college_training/

★「ITパスポート試験対策」習得に必要なもの

このコースの内容は基本的に座学になりますので
PCが1台あれば十分だと考えます。

オンラインで受講される人は
「Zoom」が利用できる環境があればいいと考えます。

システム開発に直結する内容もあり
SEやプログラマだけでなくIT業界で働くための最初のステップになります。

みんなが楽しみながらITパスポートの知識を習得してほしいと思いますし
将来のIT技術者を研修や動画コンテンツを通じて
育成していきたいと考えています。

私は日本全国に多くのIT技術者を育成できる研修を目指していきたいです。
そして一人でも多くの受講者に受講してもらい理解してもらえる研修を行いたいと思っています。

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Mybestpro Members

荒川栄一郎
専門家

荒川栄一郎(IT・プログラミング関連)

IT研究所株式会社

JavaやPythonをはじめ、プログラミングやITに関する講座を40以上用意。講師歴は約30年で、企業研修から個人までオリジナルのテキストで分かりやすく教えています。オンライン講習にも対応。

荒川栄一郎プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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