「防衛医科大学の英語長文問題」は「さすが一流大学の出題」という感想よ。

井川治久

井川治久

テーマ:★浪人生マンツーマン英文読解法クラス

(令和7年)2025年9月中旬号:

◆井川治久塾長の「大学受験英語お役立ちコラム」

*****

「防衛医科大学」の「過去問集」を、生徒から、買って、もらったので、


◆◆◆2024年の「一見は、英語長文問題に見える」大問5

を、読み解いてみた。


・・・・・・入試本番で、

・・・・・・大問1から、大問4まで、読み解いてきて、

・・・・・・大問5

にくると、

・・・・・・もう、試験時間が、あまり残っていないことを、

・・・・・・「出題者」が、「想定」しているのか(!?)

◆「11ものパラグラフから成る」英語長文

だのに、

★「設問の作られている」2つのパラグラフだけ

を、読めば、

・・・・・・「答案」は、書けるように、なってはいる。

********************************

・・・・・・ただし、

◆千葉大学の過去問とは、やや、異なり、

▲難しめの英単語に、「註」が、付いていない

ので、

・・・・・・この意味では、

●「問題文」は、千葉大学より、ずっと、難しい

ということになる。
***********************************
***********************************
(問1)

これは、

★第6パラグラフの「5行だけ」が「もし、読めれば」答案が、書ける。

・・・・・・でも、

● amber という単語
●「アンバー」「琥珀」というモノ
を、

・・・・・・もし、知らなかったら、・・・・・・まず、「0点」となるので、

・・・・・・この問題は、・・・・・・あきらめるしかない。


★そうして、次年度の同入試問題に、

・・・・・・また、

● amber が出る確率は、低い。

・・・・・・ということは、

◆次年度の「入試対策」としては、

◆この手のレベルの「国公立大学」の「過去問」の「英語長文」を、読みためて、

★予備校で、「ライバルが読むような英語長文」に出て来るような「語彙」

を、

知っていること

が、

ライバルに並ぶための「対策」となる。

・・・・・・繰り返しますと、

◆「千葉大学の過去問」のほうが、やりやすい受験生が、多い

のではないかと、想定できます。

(*ただ、問題が、難しければ、合格点は、低くて済むことでしょう?)

*******************************

(問1)の「答案」を書けるには、

● in amber
=「琥珀の中の」
● resin
=「レジン」「樹脂」
・・・・・・まずは、
この2つの「知識」が、必要。
・・・・・・たまたま、知らなかった受験生は、この問題は、あきらめるしかなかっただろう。

・・・・・・あとは、「英単語集」と「英熟語集」と「英文法」の「知識」:

● a rarity
● result from ~
● a bias toward ~
● it also might be because+文
● wander into ~
● pools of ~
● sticky
● 文 while 文
・・・・・・井川塾プリント(ルール30の問題文)。
● heve to(do)
● accidentally

・・・・・・そうして、最後に、以上の「内容」から、

● fall in の「文脈上の意味」を考える「実力」が、必要。
********************************
********************************
(問2)

◆「全訳」答案を書く問題。

・・・・・・まずは、

● shed light on ~

という英単語集の知識。

・・・・・・次に、

● over the last ~

という「英文法問題集」や「長文問題集」に出て来る

●「現在完了形」と共に使う「英語表現」の知識。

● help to(do)
● show that +文
● most of ~
● the presence of ~

など、共通テストレベルの英語長文にもよく出て来る「英語表現」の知識。

・・・・・・ただ、

● 35 million-odd years

の「 -odd 」

は、

★日頃の学習で、「電子辞書」などを、よく引いて、

★★「基本多義語」として「重要な」 odd

を、ノートに、書き留めるなどして、

覚えていないと、

・・・・・・ココでは「減点」を食らう。

・・・・・・答案作成の「締め」としては、

◆ was balmier than it has been

このような「比較表現」は、「おなじみ」で、

・・・・・・あなたの読んでいる「長文問題集」にも、出て来る。



・・・・・・でも、

・・・・・・さすがに、「防衛医科大学」の問題。

・・・・・・最後に、

● balmy という英単語

を知らない多数の受験生は、・・・・・・頭を抱える。

・・・・・・もし、

★「前後関係」からも「推測」できなければ、


★★仕方がないので、「思い付いた形容詞の和訳」

を、書いて、・・・・・・答案を「仕上げ」よう。

▲絶対に「空白」には、しないようにね!!



(話者・・・・・・井川治久。早大英文科OB。開成OB。豊島区にて。2025年9月15日。12時~13時に、語る。)

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井川治久
専門家

井川治久(塾講師)

井川塾・受験英語学院

40年間の大学受験英語の合格指導実績により、受験英語の肝を知り尽くす。効果的な受験英語上達法で、生徒を志望校合格に導く。★最後までとことん面倒を見る姿勢は好評を博している。著書多数。早大OB、開成OB

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