(千葉大学、2023年の英語長文)どんな力が問われたか&対策と学習方法

井川治久

井川治久

テーマ:★高1・高2から「国公立大学」英語、過去問研究、個別指導

「千葉大学」2023年:

英語入試問題:「大問2」

★読み解いてみた「感想」と「読み解き方」と「日常学習」:

大学入試(英語長文問題)全般的傾向&塾での学習&自宅学習:

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【英語長文問題の全般的傾向】:

◆「パラグラフごとに読み、意味をつかむ力」が問われている。

・・・・・・いちいち、全部を、日本語に、訳していたら、時間的に、間に合わない。


(注)・・・・・・授業では、自分のワカラナイ箇所の「全訳練習」は、必要だが。自宅で「あたらしい問題集の英語長文」を読み解く時は、まず「目で読み、必要箇所のメモを書き込む練習」をしていこう。

◆原則、試験中は、「マイペースで、できるだけ速く読み、自分が必要な箇所に、メモをサッサッと書き込んでいくこと」が、必要。
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(出題によっては)全文を読む時間がなくても解ける問題も!

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【この問題の特徴】:

・・・・・・他大学でも、同じパターンの出題は、毎年ある。

◆あらかじめ、問題文を読み、「設問で問われている語句」が、「どのパラグラフに、書かれているか」を「見つける力」も、問われている。・・・・・・該当箇所を抜き出す問題。


◆「内容真偽」の設問も、長い長文の中で、「どのパラグラフに、書かれている事なのか」を見つけるためには、「パラグラフごとに、メモをとっていく力」に加えて、「パラグラフごとに、速読する力」も、必要。

・・・・・・◆「1つのパラグラフを速読する力」(★習慣)を身につける練習(訓練)を要する。・・・・・・★そのためには、「英文法、構文」すなわち「★文法的語順」が暗記されていることが、前提となる。


◆「パラグラフを読む」際に、「現代文で重要となるキーワード」に、「青丸」を付けていくと、そこに「解答」が見いだせる場合がある。・・・・・・これは、日頃から、練習しておきたい。

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◆全文が、時間的に、読み終われない場合でも、「設問で指定されたパラグラフだけ」を読んで、「解答」が出せる問題も出ている。

◆本文を読まなくても、下線部の「英単語問題」は、「単語力だけ」で、「解答」が出せる。(★こういう類いの問題は、先にパッと解いて、解答を書いておくと良いでしょう。)
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・・・・・・以上の「対策」を話すと、「自分には、無理だ」と思う受験生もいるでしょうが、

・・・・・・★「満点が必要なワケではない」

ので、

★「絶望する」前に、「練習」しましょ!!!


以上。

(解説者・・・・・・井川治久。早大英文科OB。開成OB。)



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井川治久
専門家

井川治久(塾講師)

井川塾・受験英語学院

39年間の大学受験英語の合格指導実績により、受験英語の肝を知り尽くす。効果的な受験英語上達法で、生徒を志望校合格に導く。★最後までとことん面倒を見る姿勢は好評を博している。著書多数。早大OB、開成OB

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