★【3者面談】「暗記に対する意識」を見直そう。(2024年11月9日)
「学習院大学」英語入試:
2023年の「大問V」 「正誤問題」:
・・・・・・今回は、
◆「関係詞」の問題
を、取り上げます。
**********************************
◆ Earth is our home planet ,
the only place in the universe
( ) we know for certain
that life exists.
・・・・・・この空所に、
▲ what で、よいか(?)
ということが、
問われています。
●the only place in the universe
=「宇宙で唯一の場所」
を
●「先行詞」
と考えると、
▲「関係代名詞の what・・・」は、
前の「先行詞」に「かかっていく
ことがデキナイ」ので、
▲「文法的に、不可」
ということ
になります。
・・・・・・それでは、
・・・・・・空所に適切な
「関係詞」は、何か(?)
●we know for certain that+文
=「私たちが確実に・・・ことを分かっている」
の部分は、
●「完全な文」の形
になっているので、
・・・・・・英文法テキストの
◆ the place + where+完全な文
=「・・・場所」
という
◆「文法の公式」
を思い出して、
◆関係副詞の where
を、
「正解」とします。
*井川塾長の著書『英文法・語法めいぶん暗記法』(開拓社・刊):上巻(192)と同じ「文法の公式」を用いたのが、この問題文です。
*****************************
*ただし、
● for certain
=「確実に」「確かに」
=● for sure
という英熟語を、
▲熟語集で「覚えそこなっている」
と、
問題が解きにくくなりますね。
・・・・・・英熟語集の学習では、
★例文も読んでおかないと、
入試の本番で、
問題が解けないことも、
あります。
・・・・・・この熟語に関しても、
● know that+文
=「・・・ことを分かっている」
という
中学3年レベルの表現
の
★ know と that+文 のあいだに、
★ for certain が入る
ということを、
◆「熟語集の例文」で
前もって覚えていないと、
▲問題文が読めない!
ということが起こる可能性
がありますね。
・・・・・・突破口(45)参照。
**********
◆ the only place where we know
for certain that life exists
=「私たちが生物が存在すると確実に分かっている唯一の場所」
◆ life
=「生物」「生命体」
は、
●この意味では「単数扱い」
なので、
● exists のように「3人称・単数・
現在の -s」
が、付いていて、正しいですね。
◆ wildlife
=「野生生物」
この語も、
●「単数扱い」
です。
・・・・・・2025年以降の入試で、注意してください。
(井川塾、塾長:井川治久。早大英文科OB。開成OB。)
2024年5月8日の早朝に執筆。
都内、豊島区にて。
TOKYO,JAPAN
*****
*****