加藤英明プロのご紹介
コストダウンを意識したISO・IATFの認証取得で、有益な仕組みづくりをサポート(2/3)
経験知を生かしたISO・IATFセミナーやQC検定対策の個別レクチャーも
加藤さんは、30年近く、大手化学メーカーの旭硝子(現 AGC)で品質管理の経験を積みました。自動車関連の部門で、トヨタ生産方式を学び、ISOの維持管理にも従事。欧米との取引で必須の規格であるIATF16949を取得する際には、プロジェクトのリーダーを務めました。
「IATFは、ISO9001をベースに自動車特有の要求事項が求められる、より厳しい規格です。外部のコンサルタントを入れずに、自分たちで新規取得を目指すことになり、人一倍勉強しましたね。社内全体の仕組みを把握して、不足項目を洗い出し、新たな仕組みを追加。仕組みを増やした分だけ管理工数も増えるため、各部門との調整も必要です。スムーズに導入できるよう、現場のフォローに心を配りました」
加藤さんは、企業向けのISO・IATFセミナーでも講師を務め、好評を得ているそうです。
「『要求事項に、どう対応すればいいのか分からない』という声が多いので、実際の取り組み事例や、審査で確認されるポイントなどを伝え、理解を深めてもらいます。アンケートでも『具体例が多く、分かりやすかった』と評価の声をいただいています」
また、品質管理検定(QC検定)1級の資格を生かし、オンラインの個別レッスンによるQC検定の受験対策サポートも。
「QC検定は、品質管理の知識やスキルを体系的に身に付けることができ、業界問わず資格取得を推奨する企業は多いです。マンツーマンで、分からない項目を重点的にレクチャーします」
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