自分の声の印象を変えたいという方に
こんにちは、堀口メソッドボイススクールの堀口明保です。
今回は面接にやる気が出ない方へ、自分のやる気を高める話し方についてお話していきます。
やる気の出る形を見つける
面接でのモチベーションを高める最大のコツはやる気の出る形を見つけることです。
こう言うと、なにか嘘をついてやる気がアピール出来るように取り繕うと思ってしまうかもしれませんが、全く違います。
自分がその企業、学校に入りたい理由や入ってやりたいことを見つけて、伝える練習をするのです。
当校で受講された方で、今度受ける企業は入る気もあまりなくてただ受けてみるだけの所だから志望理由も何もないという方がいらっしゃいました。
私はその方に「入るかどうかは置いておいて、その企業を受けるきっかけや気になる所はありますか?」と聞いていくと、近いからや気になっている業種だからということでした。
これを掘り下げたり深めていって伝える形に変え、実際に志望理由を言ってみる練習をしていきました。
実際に話をしていくことで、自分に違和感なく志望理由を伝えられていることと、自分の仕事のモチベーションに繋がる事は何なのかということを確認していっていただきました。
この”実際に話をする”というのが大切で、自分で口に出して自分の考えを伝えると、当然面接本番で力を発揮しやすくなるのもあるのですが、改めて自分の声で自分の考えを伝える形になるので、質問をされても答えられる応用力のつく、自分の言葉で考えを言えるトレーニングになるのです。
これが出来るようになると練習した企業の面接で力を発揮できるのもあるのですが、他の入りたい企業ではより良い理由を言えるようになり、興味を持ちにくかった企業でも自分の幅を広げられるというトレーニングになります。
面接へのモチベーションが上がらない時に、やる気のある性格に変わりましょうというのは無理ですし、長続きするものではありません。
このように形から自分の幅や可能性を広げる練習をしていけば、安定して場面に合わせてモチベーションをコントロールしやすくなります。
結果的に周囲の評価が、やる気があってしっかりしていると変わっていくかもしれませんが、別にそういう自分であり続けなければいけないというものでもないので、無理をして別の自分になるというわけでもありません。
考え方、物の見方、伝え方というのは、トレーニングをしていくことで、コントロールの幅が広がっていくものです。
そして成長速度の差はあっても、それは誰でも身に付けていける”幅”に出来ます。
面接で役に立つ力ではあるのですが、それ以上にその後の社会生活であなたにとって重要な力がつけられるのです。
今回例に出した方も、自分が興味を持てる事、どういう事が自分の強みなのか、気付かれていない部分が多かったので、それが伝えられる形として作り上げていくことでとても自信をつけられていました。
このように面接にやる気を出すというのは形を意識して手順が分かっていけば、どなたでも安定してモチベーションを高め伝えていく力が身に付くスキルになります。
当校ではどういうレッスンをしていくのか、体験できるレッスンを無料で開催しています。お一人お一人からお話を伺って行っているので予約制です。
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