簡潔で分かりやすい話が出来るようになりたい
堀口メソッドボイススクールの堀口です。
今回はプレゼンが苦手という方へ向けて、どうやったら上達するかという練習方法をお話していきたいと思います。
プレゼンと言っても読み上げる資料があって、それを一字一句間違えずに読むプレゼンと自分で言葉を考え、伝えなければならないプレゼンがあります。
今回は読むほうではなく、考えて伝えるプレゼンの練習方法を話して生きたいと思います。
まず話せる状態を作る
話をするということは運動のひとつです。
運動をするとき、例えば走ったり泳いだりという時に準備運動もせずに始めてしまうと転んだり足をつったりというようにうまくいかないのと同じで、しっかりした場所で話そうという時に体の準備が出来ていないとうまく行かないのです。
話をする時に重要なのが呼吸の状態です。呼吸の練習というのは地味で面白くはない練習なのですが、落ち着いた状態、話しやすい、声の出やすい状態を作るのに、まず一番の基本になってきます。
呼吸が浅い状態ですと声として小さく聞こえづらい話し方になりますし、何よりも緊張しやすい体の状態になってしまいます。
まず、深い呼吸で落ち着いた状態とその状態のほうが声が出るということを確認し、練習してその状態が自然に出来るよう体を作っていくことが大切です。
伝えることを一つにして明確にしていく
プレゼンをする時、失敗しやすいのがアレもコレもと複数のテーマを並べてしまう構成です。
そうすると、自分でもアレは言ったかなコレは言ったかなと不安になり失敗しやすくなりますし、聞いているほうも結局何を言いたかったんだ?というスピーチになります。
いいプレゼンを作る時にまず最初に考えることはテーマを一つに絞り、それを伝えられる形に変えていくということです。
そのためにまず、一つにテーマを絞ってそれを掘り下げて話をするように練習していきます。
実際に声に出して練習するということがポイントで、実際に話をして聴き比べてみると自分の色々なクセが見えてきます。
急ぎすぎてしまうというペースのクセや具体的に伝えるのが苦手というような構成のクセがどんどん見えてきます。
この時、出来なかったことと出来たこと、両方をきちんと見つけておくことが大切です。
基本的に出来なかったことの方が目立つと思いますが、そこだけ見ていると沈み込んでしまいますので、この部分は出来たということを見つけていくと自分の成長を確認していけます。
そして、出来なかったこともいきなり全部出来るようにしていくのではなく一つ一つテーマを決めて練習して解決していくことで、一つのプレゼンがどんどんレベルアップしていきます。
こうして一つのプレゼン、スピーチをいい形に変えていくと当然そのプレゼンはいいものになりますし、1つのいいプレゼンを作り上げると他のプレゼンをする時、同じ練習をしても体もスムーズに声を出しやすい状態になりますし話の構成、見せ方もよりよい形を作りやすくなっています。
同じ話をする練習というのは、あまり面白い練習ではないのですが一つの形を作り上げるとその後にも活きる地力がついていきます。
このようにプレゼンをするということで自分の話をする、コミュニケーションの総合力がつくトレーニングになります。
堀口メソッドボイススクールではその方その方の個性、クセを見ながらその方の目指す理想系に近づくためのトレーニングを行っています。
話をする時、話を考える時のクセは千差万別です。また目指す目標とする話し方、出したい伝えたい印象も千差万別です。当校では17年間、生徒様ひとりひとりを見てきたノウハウがありますので、その方の理想に応える、力のつくレッスンを行っています。
体験レッスンも行っているのでこちらの電話番号や当校HPの申し込みフォームからご予約ください。現在は対面レッスンは感染対策の施した小金井教室のみで行っています。オンラインレッスンも行っていますので、そちらはこちらのマイベストダイレクトからのご予約も可能ですのでぜひご活用ください。