声を大きくするためには?
こんにちは堀口メソッドボイススクールの堀口です。
今回はyoutuberになりたいということで来られた生徒さんについてお話していきたいと思います。
声の出し方で印象は大きく変わる
youtubeというメディアは声の力が大きいメディアです。
聞きやすかったり、聞いて心地よかったり印象に残ることが大きな要素になるので
その方は、より聞いてもらいやすい声の出し方に変えたいということで来られました。
うちはyoutubeに関しては専門外ですが、声に関しては専門ですのでこの方の望む形に近づけられるようレッスンをしていきました。
その中でポイントになったことを書いていきたいと思います。
印象のいい声の出し方
その方その方によって声に特徴はありますし、高さ低さも出しやすい所は人によって違います。でも印象良く聞こえる聞こえる声には共通した特徴があります。
それは響きがあることです。逆に力が入り響きがない状態で出すとガーガーと怒鳴るような声になってしまったり、ボソボソと聞こえづらい声になってしまい魅力が半減してしまいます。
その方の場合も伝えることに集中して力の入った状態で話すクセがあったので、力を抜いて話すというのがどういう状態か、響く声の状態で話すとどういう印象になるのか確認していただきました。
一つのテーマについて話をする
スピーチを練習していただいて気付いたことは情報を詰め込みすぎてしまうことでした。
早口でたくさんの情報を詰め込んでも、聞きにくいですし言いたいこと伝えたいことがぼやけてしまい、折角いい経験や見識を持っていてもそれが伝わりません。
これもスピーチを確認していただき、より明確に分かりやすく伝わる構成方法を確認していただきました。
魅力的な話の仕方
魅力的な人を惹きつける話というのはどういう内容でしょうか?
すごい経験や膨大な知識の話という風に特殊な前提が必要と思っている方が多いのですが、それよりも重要なのが感情が伝わる話ができる事です。
なんでもない出来事でも、その人の豊かな感情が伝わってくる話ですと面白く魅力的に感じられた経験は誰しもあると思います。感動という言葉はあっても理動という言葉はないように理屈だけで構成しても感情が入っていなければ魅力的に伝わらない話になってしまいます。
話に感情を入れるとき、人によって苦手な要素が違います。感情を入れる部分を見つけられない方、感情の表現が苦手な方それぞれですので、その方の苦手な部分から、その方のやりやすい、幅の広げ方を練習していきました。
これは最初は勇気が必要ですが、練習して確認していくことでどんどん自然に自分の持っている力として使っていけるようになっていけます。
このような練習を通じてyoutubeの配信をより魅力的に変えていく力をつけていっていただきましたが、こういった力はそういった配信の場でのみ使う力ではなく魅力的な人をひきつける話が出来るということができると人生のどの場面でも大きくその方の発揮できること、評価を変える力になります。
ぜひそういったことは関係ないと思っている方も参考にしていただけたらと思います。
堀口メソッドボイススクールではこのようにその方の要望に応えるレッスンを行っています。予約制で体験レッスンも行ってますのでぜひ、お電話や当校HPの申し込みフォームからご応募ください。
感染対策を施した小金井教室での対面レッスンがお勧めですが、ZOOMを使ったオンラインレッスンでもなるべく近いクオリティで変化を感じられるレッスンを行っています。