誤解されやすい話し方を変えるためには?
こんにちは、堀口メソッドボイススクールの堀口です。
今日は聞き返されやすいという事が悩みだったKさんのレッスンを振り返り
どういう練習を行っていくと聞き返されない、ハッキリした声の出し方になっていくか
お話していきたいと思います。
大切なのは口の筋肉
Kさんの場合、日ごろから聞き返されやすいけれど、電話やオンライン
特にマスクをしているとほとんど聞き取ってもらえないということで
レッスンを受講なさいました。
今、特に多くなっている状況ですのでこういった悩みを抱えておられる方は多いと思います。
マスクをしていると特に口を動かしかたが小さくなってしまう方が多く、顔の筋肉が落ちてしまっている方が多いです。
顔を動かすクセをきちんとつけて、より大きく口を動かして喋れる力をつけていくことがポイントです。
まず口を動かす練習を通じて口の周り、顔の筋肉を使える動かせるという感覚を練習していきます。
そのあと、母音、あいうえおの口の形が大きくハッキリ聞こえる形はこれだなと感じられるように練習していきます。
このとき、特にポイントになるのがアの形です。
ただただ、大きく動かそうとするとアで縦に大きく開けてしまう方が多いのですが
横に、特に口角がしっかり上がるように開けてアを出すと明るくハッキリとした音で出ます。
これを意識したら動かせる、その形で声を出すと明るめに聞こえるなということを確認しながら練習をしていきます。
最初は動かしなれてない筋肉を使うのでKさんも口の周りに動かした感触、ちょっと痛いぐらいとおっしゃってましたが、毎日少しずつ動かす練習もしてくださったのですぐに楽に大きく動かせるようになっていかれました。
周りからの印象が大きく変わる
こういった練習を通じて声をハッキリだせるようになっていきましたが
聞き返されなくなっただけではなく、周りからの印象も大きく変わっていったそうです。
同僚から、最近なにかいいことあったの?とか、彼女でも出来た?というようによく話しかけられるようになったそうです。
口がしっかり動いて音が聞き取りやすくなったね、などと言われることは無いですが
周りからの印象としてはこのように、話しかけやすい人だなとか話していて楽しい人だなという風に変わっていったのです。
堀口メソッドボイススクールではこういった聞き取りやすくて印象の良くなる話し方を物理的な口の動かし方から行って、さらにその動かし方を普段の会話でも発揮できるようにプレゼンやよく使う言葉を使って実践的に練習していきます。
練習のときだけしっかり口が動くようになっても、普段話すときにはいつもの自分の話し方のクセに戻ってしまいます。
Kさんの場合は電話の応対で練習しましたが、最初の応対で言う言葉など日常的によく使う言葉で練習して、心地よく相手に聞こえる声の出し方で言えるようにするとその後の話も印象よく話をしていくクセがつけられました。
このようにその人の声の出し方のクセに合わせた練習、そしてその人の生活の中でその声を発揮しやすいように練習をしていくことで実際の場面、生活が大きく変わっていきました。
このような変化を感じられる体験レッスンをZOOMを使ったオンラインと感染対策を施した小金井教室で行っております。
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