夏休み明けに、憂うつにならずにいられるための方法
世界保健機関(WHO)は、認知症を予防するための新たなガイドラインを公表しました。
新しいガイドラインによると項目は12項目あり、定期的な運動、禁煙、過度の飲酒の回避、体重管理、健康的な食事及び適切な血圧・コレステロール・血糖値の維持などが挙げられ、これらによって認知症のリスクを減らすことができるとしています。
中でもとくに効果的な予防策として、定期的な運動、禁煙を挙げています。65歳以上の人は、1週間に少なくとも150分の中程度の有酸素運動が望ましいとしています。また、バランスの取れた食事も重要で、芋類を除く野菜や果物を1日に少なくとも400グラム接種することを勧めています。
認知症は、かつては何もわからなくなる病気として捉えられ、その頃の認知症の人に対するケアは、食事・入浴・排泄介助が中心というものでした。しかし現在は、認知症の人への関わり方が重視されるようになり、本人の苦しみや不安、周囲の人に何を求めているのかを知り、それに応えていこうとすることが求められるようになってきています。それでも認知症は、発症してしまった本人も、周囲の家族にとっても、辛く苦しい、大変な病気であることに変わりはありません。予防できる可能性があるなら、それを実践してみるに越したことはないでしょう。
詳細については、WHOのホームページのNewsに、「Adopting a healthy lifestyle helps reduce the risk of dementia」というタイトルで載っていますので、そちらをご覧いただければと思います。
人生100年時代を元気に生きるために、Let's try! 気づいた時から始めてみましょう。