住宅ローン返済・滞納に、適正な解決策を提供（1/3）

「返せない…」の悩みに寄り添う

　マイホームの購入で、ほとんどの人が利用する住宅ローン。長期に返済を継続していくだけに、将来に渡る収入と支出を勘案し、計画的に利用されるものです。
　しかし人生には想定外の出来事が起こります。自分自身や家族の仕事や健康、介護、離婚等、家計の大きな変化をきっかけに、返済に危機が生じることは珍しくありません。
　株式会社クラフトレジデンス代表、山口剛平さんは、住宅ローンの問題に直面した人の相談に乗るアドバイザー。総合相談センター『任意売却Dr.』を開設し、問題を解決に導くソリューションを提供しています。

　センター名にも表れる解決のキーワードが「任意売却」です。
　「住宅ローンを滞納すると、金融機関から一括返済を迫られます。さらにその状態を放置すれば、差し押さえと競売により住宅が強制的に売却されます。しかし、競売では市場価格の7割程度で売却がなされるのが一般的。競売前に任意売却を行い、よりよい条件で買い手を見つけることで、スムーズに再スタートを切れることが多いのです」

　競売が迫り、また遅延損害金が発生することもあり、ローン滞納は時間との勝負。しかし危機に気づいていながら、解決を先延ばしにしてしまう例も多いようです。
「自宅を手放すことなく解決が可能な方、任意売却で有利に返済できる方、物理的に競売の選択肢しかない方、ケースは千差万別です。しかし、なるべく早く手を打つことで選択肢が増えることは間違いありません。私たちは、なかなか人に相談しにくいローンの問題を、少しでも不安を感じた時点で気軽に相談できる窓口でありたいと思っています」

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