WordPress SEO対策 FTPでWPファイルにアクセス初心者ワードプレスの疑問

前回の【WP レンタルサーバーのデータベースとは】では、ワードプレスのデータベースとは何かを説明いたしました。

今回は、ワードプレスの構成要素にアクセスする、サイトを微調整する際に必須な知識、FTPでアクセスする方法を紹介します。

FTPクライアント（ファイル転送ソフト）とは

File Transfer ProtocolことFTPは、サーバーとPC間で、ファイルのやり取りを行なうソフトのことで、WordPressサイトへファイルをアップロード、ダウンロード出来ます。

WPの管理画面ダッシュボード内で操作可能なファイルには制限があります。FTPは管理画面でできないファイルの編集をする際に使います。

FTPを使うのはどんな時

○ テーマをカスタマイズする、子テーマを作成しアップロードする
　＊次回「WP 子テーマ作成」を参照
○ エラーが出た時に修正する
○ 一部のバックアップをとる

FTPソフトの紹介

● Cyberduck　Windows, Mac対応
● ForkLift　Mac対応
● FFFTP 　Windows対応
● FileZilla　Windows, Mac対応

ソフトは全て無料です。選択してPCにダウンロードします。
サーバーがFTPとの紐付けを解説しているソフトにすると安心です。
初心者はMacの方はCyberduck か ForkLift、Windowsは FFFTP か FileZillaがお勧めです。

FTPソフトの使い方

FTPソフトはレンタルサーバーのFTP情報が必要です。それを使ってサーバーと接続を行います。各レンタルサーバーのサポートページで、FTPログイン情報の記載場所を確認をしましょう。

各レンタルサーバーのサポートページ内には、それぞれのソフトとの紐付け方法が必ず記載されています。

別の方法でWPのPHPファイルにアクセス

管理画面(ダッシュボード)の左メニューの「外観」の中の「テーマエディター」をクリック→
右側に縦に並んでいるのが、テーマを構成しているphpフィルです。
分かりやすいのは「header.php」「footer.php」などでしょうか。クリックすると開きます。

ここでPHPを触って編集すると、サーバーFTP内のPHPファイルも同じように編集されます。同じものを別のアクセス方法で編集しているということです。

レンタルサーバー内のFTPでアクセス

各サーバーにログインしてみてください。必ず「FTPフィルマネージャー」（名前はサーバーによって少し違います）があります。

それを使用すると、やはりワードプレスのファイルにアクセス出来ます。先ほどの「header.php」「footer.php」といったPHPファイルを書き換えることも可能です。

中級者のFTP接続

中級者がカスタマイズする際には、必ずバックアップをとってからFTPソフトを使用します。具合的な用途としては以下となるでしょう。

●「.htaccessファイル」への、リダイレクトやアクセスの制限などの記述加える
　＊「WP Xサーバの設定方法」参照
　＊「WP ロリポップの設定方法」参照
● 新規phpファイルのアップロード
● imagesフォルダに画像をアップロード
● Google Search Console やGoogleアナリティクスで指定のファイルをアップロード
● 子テーマを作成しフォルダをアップロード
● 500エラーページ表示の際、原因となるプラグインなどをFTPで直接削除する
　＊「500エラーページが表示された際の対処」参照

これらはSEO対策にも直結することです。