【ビジネス英語1年生】あなたのその英語は失礼かもしれません!
グローバルビジネスの現場で磨いてきた、実践的なビジネス英語のアドバイスをお届けしています。
ビジネス英語1年生シリーズのコラムでは、初心者・中級者向けのアドバイスをしています。
今さら誰にも聞けない、なかなか参考書にのっていない内容をお伝えしていますので、是非参考にしてください。 中級者の方にも復習になる内容です。
前回、英語が得意ではないことを事前に伝える表現にも、要注意な表現があるというお話をしました。
【ビジネス英語1年生】英語が不得意ですとは言ったら負け?
グローバルビジネスの現場では、自信がないビジネスパーソンという印象与えないようにすることが、本当に大事なのです。
とは言っても、英語でのビジネスにさほど慣れていないので、その点を相手にも配慮して欲しいと伝えたい場合、ありますよね。
今回はそんな時に使える、簡単な表現をご紹介します。
英語のプレゼンは初めてです!
おススメのひとつは、英語でプレゼンすること自体が初めて(聞き苦しいことがあるかもしれない)と宣言してしまうシンプルフレーズです。
This is my first presentation in English.
Please let me know if you have any questions at any time.
英語でのプレゼンテーションは初めてです。
質問があればいつでもお知らせください。
これを使う時のポイントは、三つ。
- ビクビクしないで、堂々と宣言する。
- 英語でやるのは初めてだけど、プレゼン自体慣れている。
- 伝える内容の理解には、断然自信がある。
というオーラを出すことです。
以下のような表現を、明るく言ってみるのもあります。
Meeting in English is always challenging for me.
英語の会議は、私にとっていつもチャレンジングです。
チャレンジングという単語を、難しいという意味で使っているのですが、この表現自体が前向きなニュアンスなので、文章全体がネガティブになりません。
(英語は下手かもしれないけど)頑張るのでよろしくお願いします!といった、ややカジュアル(ジョーク)に言ってみてもいいでしょう。
事前のメッセージや最初のひと言で工夫する
自分のことを話すのではなく、相手にお願いする文章で、間接的に自分が英語が得意ではないことを伝えることも可能です。
例えば、会議の最初に以下のお願いをしてしまいましょう。
I appreciate it if you talk slowly.
ゆっくりお話いただけると助かります。
これを言えば、先方はこちら側が英語ネイティブではないので、配慮して話す必要があると思い出してくれます。
話しているうちにだんだん早くなってしまうネイティブは多いですが、何度かリマインド(お願い)をして食い下がりましょう。
また事前にメールのやり時があるケースは、以下のような表現も効果的です。
I appreciate it if you could send me the agenda in advance.
事前に議題を送っていただければ幸いです。
これを言えば、事前に議題を理解して準備しておかないと、議論についていくのが難しいと、察してくれる人が多いです。
I appreciate it if ~
~ いただけるとありがたい
という表現は、やや難しいですが、使えるようになるととても重宝します。
丁寧な表現ですので、どんな相手に対しても使えます。
今回紹介したようなちょっとひねったシンプル表現方法で、英語が得意ではなく、相手に配慮してほしいというメッセージを伝えることができます。
状況によって、他にもいろいろな表現が考えられます。
自分が日ごろ使っている表現が適切かどうか確認したい方、お気軽にご質問ください。
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