【ビジネス英語1年生】ビジネスでは”Sorry”を使うのはNGなのか?

小林真美

小林真美

テーマ:初級者向けビジネス英語

グローバルビジネスの現場で磨いてきた、実践的なビジネス英語のアドバイスをお届けしています。

ビジネス英語1年生シリーズのコラムでは、初心者・中級者向けのアドバイスをしています。

今さら誰にも聞けない、自分ではなかなか調べられない内容をお伝えしていますので、是非参考にしてください。 中級者の方にも復習になる内容です。

さて、英語でビジネスをする際、簡単にあやまってはいけないと思いこんでいる方、いませんか?

  • 英語ができなくてすいません
  • 英語の発音が悪くてすいません
  • 英語が聞きとれなくてすいません


Sorryを連発しながら、こんな風にあやまるのは、自信がないビジネスパーソンととられてしまうので、グローバルビジネスではNG。

これ、正しいです。

日本人的な謙遜も、残念ながらよい評価は受けません。

と言っても、Sorryを正しく使う出番は結構あります。

この記事でSorryの正しい使い方を理解してください。

自分の職責を果たせなかった時はSorry


ビジネスでは責任のある行動が求められます。

本来やるべきことができなかった時、相手に迷惑をかけてしまった時は、誠意をもってSorryです。

例えば、レポートの締切を自分が忘れていて守れなかった時は、

I am sorry for missing the deadline.

自分の行動に非がある時は、タイミングを逃さずに謝罪して、信頼関係を回復することが必要です。

上記の文章は、以下のようなちょっと丁寧な表現もあります。
I would like to apologize for missing the deadline.  


今、何て言いましたか~はSorry(尻上がり)で十分


もう一つ、Sorryの出番があるのが、相手の言ったことが聞き取れなかった時です。

尻上がりに、Sorry?と言えば、「今なんて言いました?」という意味になります。

Excuse me?

Could you say that again?

といった表現も、もちろん使えるのですが、何といってもSorry?が便利ですよね。

英語は私たちの母国語ではありません。
聞き返すことは恥ずかしいことではありません。

ビジネスをする中で大事なことを聞き取れなかったのに、聞き返さないことはビジネスパーソンとして無責任です。

Sorry?をつかって、くらいついてくださいね。

あっ、ビジネスをする上でさほど大事ではないことは、スルーしても構わないこともあります。






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小林真美
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小林真美(英会話講師)

Biz英語塾

財務・経理・IR担当者を中心にビジネス英語全般を指導。著書3冊『出世する人の英語』、『だれとでも会話がとぎれない!1分間ぺらぺら英会話』、『リーダーのためのビジネス英語フレーズブック』も大好評。

小林真美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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