【ビジネス英語1年生】あなたのその英語は失礼かもしれません!
最新のニュース記事や海外の話題を英語で読んでみるのは、ファイナンスやIRで使う、実践的なビジネス英語の習得に役立ちます。
最初から英語でニュースを読むのは、ちょっと自信がない・・・と言う方、先ずは、日本語ニュースで同じ話題の記事を読んでみましょう。
国内外のメディアでは、切り口が違いますが、それでも基礎的な情報を事前に頭に入れておくことは、英語の記事を読むハードルを大きく下げます。
ちょっと自信が出てきたら、英語の記事を読んでから、日本語の記事を読んで、理解の復習をしてみるのもおススメです。
英語ニュースの取り組み方はこちらの記事でも書きましたので、ぜひ参考にしてください。
さて、今回ご紹介するのは、目まぐるしく変化するTiwtter買収の話から。
Twitter Inc fired back at Elon Musk on Monday, accusing the world's richest person of "knowingly" breaching an agreement to buy the social media firm, days after the Tesla Inc chief sought to back outof the $44 billion deal.
(出典:Reuters)
Twitter Inc 社は月曜日、世界一の富豪であるElon Musk氏が、ソーシャルメディア企業の買収契約に「故意に」違反したと反撃しました。 (大意をとった意訳)
短い文章にある、言い換え(代名詞)を理解する
英語は、主語を明確にする必要がある一方、同じ単語を何度も繰り返さず、別の表現を好みます。
従って、短い文章の中でも、言い換えが多く使われます。
これって誰?
これって何のこと?
と疑問に思ったら、何かの言い換え(既に文章に出てきている事や、周知のこと)ではないかと、あたりをつけてみましょう。
上記の文では、以下の言い換えが使われていますね。
the world's richest person = Elon Musk
the social media firm = Twitter Inc
意味がわかるような、わからないような単語をチェック
短いニュース記事で使われている簡単な英単語。
意味がわかるようで、ちょっとモヤモヤする表現も意外に多いです。
ニュースで目にしたその機会に、意味をチェックしておきましょう。
fire back
これは、なんとなく想像できますね。
撃ち返すから転じて、「反撃する」とう意味です。
かなり強い意味なので、日常のビジネスで早々使うこともありませんが、いざという時に登場します。
We should fire back at their outrageous request.
彼らのとんでもない要求には、反撃する必要があります。
back out
同じくbackを使う表現ですが、この意味は、意外に難しいです。
back を動詞として使っていて、
back out で「手を引く」とか、「取り消す」という意味です。
We have already signed the contract.
It is too late to back out of the agreement.
すでに契約を結んでいます。
合意を取り消すには遅すぎます。
call back とか、come back とか、get back to you とか、頻繁に使っている ” back”ですが、上記のような意味もあるんですね。
このシリーズでは、グローバル企業のニュースの一文を、しっかり理解すると同時に、実務で使える単語を、例文と一緒にご紹介します。
継続してフォローいただくことで、語彙やビジネスシーンでの適切な使い方の理解が深まります。
ニュースやグローバル企業の話題を題材に、生きたビジネス英語を個別指導で学びたい方、ぜひBiz英語塾の講座をご検討ください。