[会計・ファイナンス・IRの英語] 英語での業績報告では数字の活用を効果的に利用する

小林真美

小林真美

テーマ:会計ビジネス英語1年生(会計・ファイナンス・IRの英語)

グローバル企業の会計や財務担当者にとって、数字を上手く説明するスキルは不可欠です。

一方、業績説明の中で、数字ばかりを引用すると、相手を混乱させて、メッセージがうまく伝わりません。

数字が得意そうな人が、数字ばかりをまくし立てて話す内容には、共感をよびません。

わかりやすい説明を文章で行いながら、ここぞという時に数字を入れる工夫が必要です。

数字を語る時は、明確に自信を持って大きい声で言う


ノンネイティブにとって、英語で数字を語るのは、普通の文章を語る以上に苦手意識があります。

外貨に換算して語る時など、さらに難度が増すもの。

結果的に声が小さくなる人が多いです。

英語は複式呼吸で、はっきり話す方が伝わります。

下を向いてモゴモゴ言うのではなく、はっきり、大きな声で話しましょう。

どの数字を自信を持って言うのか、しっかり準備してください。

形容詞や副詞より数字を上手く活用する


日本人ビジネスパーソンの英語を聞いていて、もっとも残念なのが、形容詞や副詞を多用することです。

very very good

とか、

many many examples

とか、強調したい気持ちはわかりますが、ネイティブには違和感があります。

quite, a lot, fairly

という表現も、具体的なイメージに欠けます。

This year sales are up by a lot
compared to last year.

より、

This year sales are up by 10%
compared to last year.

と具体的な数字を入れて、語ってみてください。


Biz英語塾では、個別のニーズにあわせ、会計・財務・IR担当者が必要な英語、ビジネス英語全般を向上させるための指導をしています。

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小林真美
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小林真美(英会話講師)

Biz英語塾

財務・経理・IR担当者を中心にビジネス英語全般を指導。著書3冊『出世する人の英語』、『だれとでも会話がとぎれない!1分間ぺらぺら英会話』、『リーダーのためのビジネス英語フレーズブック』も大好評。

小林真美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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