[会計・ファイナンス・IRの英語]自分の英語が通じない!ショックから立ち直る方法
今回はいつもと少し視点から。
世界中で大人気のK-POPグループ、BTSがホワイトハウスでのバイデン大統領との会談前に、記者会見をしましたね。
最初に話し出した、リーダーのRM君の英語、とても流ちょうでした。
他のメンバーも英語で話すのかと思ったら韓国語でしたが・・・。
リーダーの英語スピーチは、オープニングとクロージング。両方ともとてもわかりやすく、ビジネスで応用の効く文章でした。
全文をご紹介し、どう応用できるかwp説明します。
オープニング
We are BTS and it is a great honor to be invited to the White House today to discuss important issues of anti-Asian hate crimes, Asian inclusion, and diversity.
BTSです。本日ホワイトハウスに招かれ、反アジアヘイトクライムやアジア系のダイバーシティとインクルージョンという、とても重要な問題についてお話する機会を得た事を、大変光栄に思います。
ポイント
We are ~
今回のように、報道官がBTSの紹介は散々してるのですが、いざ自分たちが話す段階では、改めて名乗る。 これ、日本語では普通にやることですが、英語になるとテンパって忘れがち、いきなり本文話し出したりしてしまいます。
まずは自己紹介で余裕のスタートを切れるといいですね。
it is a great honor to ~
~を光栄に思う。
「光栄に思う」という日本語からすると、なかなか使う出番がなさそうな表現ですが、そうでもありません。
~の機会をありがたいと思ったら、ぜひ使ってください。
定例会議での報告時などでは使いません
海外本社から来日した重役に何かのプレゼンをする機会を得た時や、なかなか面談できない取引先とやっと面談が可能となり、新サービスを紹介できる時などが、このフレーズの出番です。
例)
It is a great honor to talk about our strategy.
当社の戦略についてお話できることを大変光栄に思います。
クロージング
We thank President Biden and the White House for giving this important opportunity to speak about important causes, reminding ourselves of what we can do as artists.
最後に、このような重要な件について議論を交わすこと、そしてアーティストとして僕らが出来ることを再認識する機会を与えてくださった、バイデン大統領とホワイトハウスに感謝します。
ポイント
We thank A for ~ing
~ をしてくれたことに対して、Aに感謝します。
感謝の気持ちを伝える時、Thank you for ~ が浮かびますが、今回のように感謝の対象が you ではない時があります。
その場合、自分(たち)を主語にして、I (We) thank A for ~
という表現を知っておくと便利です。
例)
I thank my supervisor for giving me the opportunity to attend this conference.
この会議に参加する機会を与えてくれた上司に感謝します。
what we can do as ~
~ としてできる事
これも覚えておくと便利。
何ができるのかを具体的に語るのではなく、~としてできる事を行動するとか、考えるというニュアンスの会話、ビジネスでもよくありますよね。
例)
We should think about what we can do as an engineer.
エンジニアとして何ができるかを考えるべきです。
いかがでしたでしょうか?
本日は趣向を変えて、BTSのスピーチから使えるビジネス英語をご紹介しました。
彼らももちろん英語ノンネイティブ。
それでも堂々と英語スピーチする姿はさすがですね。