[会計・ファイナンス・IRの英語]BTSの英語記者会見!この表現は使えるを紹介
英語を使う企業の会計やファイナンス部門に配属になった人、英語のIR担当になった人は、英語で行われる会議やチームミーティングに出席する機会も多いでしょう。
そういった場で自分の言いたいことを伝える力は不可欠です。
一方、伝えるべきことをしっかり整理して、英語でどう言うのかも事前に準備していたのに、実際はうまく伝わらなかった~(涙)というご相談、本当によくあります。
発音やイントネーション、声の大きさが課題の場合もありますが、一番多い原因が、「前置きなしに、唐突に本題に入ってしまうこと」です。
英語は結論を先に言うのが大切ではありますが、あいさつやスモールトーク(雑談)の後に、いきなり本題の結論を言っても伝わりにくいです。
聞き手も、「えっ、何?」となります。
私たちの話す英語は、発音やイントネーションがノンネイティブのものですから、唐突に何かを言われた場合、相手のネイティブが理解するのに、より時間がかかってしまうのです。
場合によっては勘違いされてしまうこともあります。
本題に入る時の最初のひと言にこだわる
相手の理解を促すために、本題に入る前の、出だしのワン・センテンスをしっかり考えましょう
例えば、
- この会議で何の話をするのか
- 自分の提案を聞いて欲しいのか、相手の意見をもらいたいのか
- 具体的な質問をしたいのか
- 状況報告をしたいのか
そういった前置き的な文章を最初に入れて、相手にこれから何を言い出すかの合図を送るイメージです。
よく使うフレーズをしっかり覚える
ビジネスシーンの何気ない会話は、繰り返しが多いものです。
本題の詳細は毎回違っても、会議をはじめる時や、外国人上司・同僚とのミーティングのキックオフに使うフレーズは、毎回似たようなものを使います。
状況に応じて、いざという時に口から出るフレーズを覚えておくと、必ず重宝します。
以下のようなフレーズを、自身の状況にあわせて使えるようになってください。
I would like to update you on ~.
~ についてのアップデートします。
Today I would like to give you an overview of ~.
今日は〜の概要をお伝えしたいと思います。
I would like to discuss ~.
~ついてお話ししたいと思います。
The purpose of this meeting is to give you the background of ~.
この会議の目的はあなたに~の背景を伝えることです。
I am going to talk about ~ this morning.
今朝は〜についてお話します。
What I am going to tell you about is ~.
私がお話しするのは〜です。
I have a question for you.
質問があります。
I would like to get your guidance on~.
~についてのアドバイスをお願いします。
どれも難しい文章ではありませんが、意識して準備しておかないと、意外に口から出てきません。
こういった表現を、いつでも使えるようになるのが目標です。
まとめ
焦って本題を突然話し出してしまう人、本当に多いです。
そのアプローチ、不本意ながら、あなたの英語をより伝わりにくくしています。
大切な本題でどういうかをこだわる人は多いですが、その大事な部分を相手に理解してもらうためにどんな工夫ができるのか、そこにも知恵をしぼってください。
まずは最初のワンセンテンスを道筋をつくりましょう。
聞き手のウォーミングアップをうながすために、何を最初に言えば効果的か、考え抜く習慣をつけることが必要です。
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ネイティブの音声もついてくるので、何度も聴いて覚える学習教材になります。