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田中憲男

患者とじっくり向き合う矯正歯科医

田中憲男(たなかのりお) / 歯科医

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コラム

歯科矯正治療中のセカンドオピニオン、親子治療の経過を見る

2017年12月8日

コラムカテゴリ:医療・病院

みなさまおはようございます
東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!

夏休みあけのブログ更新となりましたが
ランキングがんばっておりました。

これもみなさまの日々の応援のおかげです
今後共よろしくお願いします

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私にとって、本年の夏休みは山の日の影響もあって非常に短かったです
前回のブログで報告しましたが、プロ矯正歯科としては1週間いただいたのですけど
院長自身の休暇としては4日間でした。

また、4日間のうち、2日間は木曜の休診日と翌日の山の日(祝日)でしたので
実質としては2日間です。

過去を振り返っても
2日間という短期間の夏休みははじめてでした。
山の日ができたおかげか?
来年以降も夏休みはとりにくくなりそうです。

まあ、プロ矯正歯科のような
個人経営的な矯正歯科医院の場合は

一定レベル以上の診療はキープできる反面
院長が不在となると
クリニックが開店休業状態になってしまいますので、
これはこれで問題が生じます。

本来ならば、
院長不在でも、

クリニックが順調に運営できる仕組みができあがればいいと思います。
これは、今後の課題となるでしょう。



夏休み中は
転勤や移動でのクリニックの転医はもちろんのこと

なぜか?

他のクリニックで治療途中の患者さんが
セカンドオピニオンといって相談にきます。



転勤や移動で来院された患者さんの場合
前のクリニックから紹介状をもってきます。
患者さんが一番不安なのは重々承知の上ですから

こちらとしても精いっぱいの奉仕精神で対応しております。
これは、前担当医からプロ矯正歯科宛ての紹介状がある!
という前提です。

紹介元の先生も、申し訳ない
といった気持がある場合は

きちんと事前に連絡をしてきます。
人と人のつながりですから
困っている先生や患者さんがいれば
助けてあげるのが人としてあたりまえです。



一方で
セカンドオピニオンといって
来院される患者さんの多くは
自己中心的な人が多いです

これは
プロ矯正歯科開設14年の統計からも

はっきりしております。
そもそもが
セカンドオピニオンというのは

治療前に複数の医療機関から説明をうける
といった具合です



例えば、
自分が胃がんだったとして
どんな治療方法があるのか?
治療後の再発リスクはどのくらいあるのか?

といった具合に
治療を受ける前に

いろいろと情報収集をして
複数の医師から意見をきくのが
セカンドオピニオンの本当の意味です

一方で
巷でのセカンドオピニオンは
現在治療中のクリニックでおこなわれている

治療内容や治療結果に不満があり
その話を聞いてほしいといった内容がほとんどです

正直
プロ矯正歯科はたくさんの患者さんに恵まれてきました。

また、現在治療を受けられている患者さんにも
十分に説明する時間がない場合などもあり
大変申し訳なく思っていることも多々あります。

そんな中、
他で治療を受けられてる患者さんの不満を聞くほど
時間には余裕がございません。

それでも、問い合わせが多々あるのは事実ですので、
平日の午後の限られた時間のみ
セカンドオピニオン外来をとりました。

セカンドオピニオンの方の場合
ドタキャンの割合が非常におおいいため
初診相談キャンセル費用3000円をいただいております。

何卒よろしくお願いします。

それでは、本日の症例は珍しい内容です

歯科矯正治療中のセカンドオピニオン、親子治療の経過を見る
プロ矯正歯科院長先生の歯列矯正日記つづきはこちらから

【知って得する!】医師が考える、良い矯正歯科医院の選び方とは?

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!

本年もいよいよ最後の週に入るところまできました。

本日はこれから歯列矯正治療をはじめる方にとっては非常に質の高い情報を提供できると思います。
おそらく今年最後のブログとなるので、恒例のクリックをしていただければ幸いです。


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年末、私が加盟している日本臨床矯正歯科医会の年末セミナーと忘年会に参加してきました。その際、関東の8大学の歯科矯正講座の医局長が主催となったセミナーだったのですが、セミナー後の懇親会であがった話題としては、矯正歯科の質の低下についてでした。

原因はいろいろとあるのですが、そこで話題にあがったこととしては

1:歯科医師過剰時代につき、もともと歯列矯正などまったくおこなったことがない先生でも安易に矯正歯科をおこなう人がおおくなった。(すなわち、治療メニューに歯列矯正を加えないと経営的に難しくなってきた)

2:おなじく、矯正専門歯科医院も過剰時代に突入してきたので、患者さんからの診療報酬のみでは経営が困難なため、一般歯科医師を対象としたセミナーや講習会をおこない事業収入としてしている。

3:インターネットを用いた過剰な広告

1~3に加えて、大学講座においての医局員平均在籍期間が非常に短くなってきたこと。
また、大学病院に来院される患者の症例が特殊な症例が増えてきたことによる、トレーニング不足等

セミナーが2時間。立食による懇親会が2時間 合計4時間という長い時間でしたので、いろいろとここでは記載できないような話題もたくさんあがり、僕にとっては良い情報を収集できたと思います。

確かに、虫歯数が年々減少しているのは事実です。実際に僕は錦糸町周辺の保育園の園医をおこなっております。保育園は年々増加の傾向があることもあって、僕は2か所で園医をしています。

そこでの歯科検診でも虫歯が多くあるお子さんはほとんどが外国人です。

外国人の場合はまだまだ予防という文化がうすいので仕方ないのですが、最低限の常識がある日本人であれば自分の子供の虫歯予防はおこなっているのが通常です。

そんな中、歯科医院は年々増加しているので、未熟なトレーニングを受けた先生がどんどん歯列矯正治療をおこなっているのです。

一方で、治るか治らないかわからないような難易度の高い症例を目先の利益のために患者さんのいいなり診療をおこなっている歯列矯正医もいると思います。

患者さんとの医療トラブルも肥やしの1つ程度と考えている先生もおります。
プロ矯正歯科には 他クリニックで歯列矯正治療中の患者さんの相談が後をたちません。

基本的にはそのような患者さんはお断りしていていますが、中には来てしまえば診てもらえるといった考えで来院される人が経ちません。
今週の初診相談患者さんのうち2名は他院で治療中の患者さんでした。

そういった患者さんの多くは皆同様にセカンドオピニオンといった言葉を口にします。
それでは、もし僕がセカンドオピニオンと称した前医師に対する治療批判をしたらどうなるでしょうか?

矯正治療中に他のクリニックに相談にくる患者さんのほとんどすべては現在の医師に対して何らかの
不満 不安 不平 をもっております。すくなくとも技術に対しては必ずそうです。

また、ほとんどが僕がみるとなんだこりゃ?といった内容です。

正直何やってんの~?
このドクター アホちゃう?
といったレベルです。

そうなると適当な医療をおこなっている歯科医師に対して怒りが込み上げてくるのです。

それを目先の相談に来た患者さんに話してしまうと患者さん本人にも担当医の怒りが伝染するのです。
もしくは、そんなクリニックを選んだ患者さん自身が悪いと言ってしまいます。

で、結局のところ他クリニックで何年も治療をおこなっている患者さんは当院に何を望んでいるか?です。
無用なトラブルをさけるためにもセカンドオピニオンと称した相談はお断りなのですが、
来年以降はどうしてもそのような患者さん対象にセカンドオピニオン相談を設ける予定です。

もちろん相談料金は無料ではなく、有料としておこないます。

これ以上 このような状況の患者さん相談から逃げられない状況になってきてますので、きっちりと意見を言わせてもらうかわりに しっかりと費用もいただくということです。

最後になりますが、今週相談にこられた患者さんの1人はそこのクリニックでの治療に対してすぐに不信感をもっての来院でした。
治療回数も数回でしたし、何より支払った治療費用も3万円とおそらく分割支払いの一部だったのでしょう。

患者さんの父親に対しては早くおかしいと見抜けたのはすごいですね!と思わずくちずさんでしまいました。

なぜ、本患者さんの前の担当医がおこなっていた治療がおかしかったのでしょうか?
症例を供覧しながら解説をさせていただきます。

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歯列矯正治療の途中でクリニックを変更したときの危険性とは?

みなさまおはようございます!東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
水曜日の夕方から金曜まで日本顎変形症学会に参加・発表してきました。
本学会は自分のライフワークでもある、外科的矯正治療に特化した学会です。
学会に入会したのは20年以上前ですから、相当な期間勉強させていただいております。
今年のトピックスとしては、顎変形症専門医というのができる方向になりそうです。
おそらく、1~2年くらいで制度化されてくると思います。
現行のまま専門医が制度化された場合、私の場合は、顎変形症学会専門医の要件は満たしているので
別段きにしておりませんし、すみやかに専門医の登録をさせてもらう予定です。

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本日のテーマは

歯列矯正治療の途中でクリニックを変更したときの危険性とは?
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