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30代からの歯列矯正治療を開始することで注意することは?

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桜の見どころの時期に雨が多くふりました。
残念ですけど、今回の雨で桜も終わりですね。

みなさまはお花見はできましたか?
私は桜を見に行きましたが、あくまでも散歩の延長といった程度です。

まだまだ寒い時期ですし、インフルエンザで診療キャンセルする患者さんもいるくらいです
花見といっても人それぞれのスタイルがあってもよろしいとおもいます。

前回のブログでも記載しましたが、
最近は30代以上場合によっては40代以上の男性の患者さんの相談が増えました。

今回のテーマは

30代からの歯列矯正治療を開始することで注意することは?
プロ矯正歯科院長先生の歯列矯正日記つづきはこちらから

【歯周病】歯周病を伴った歯列矯正治療のメンテナンスは難しい

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!

五月連休を過ぎてから暖かい毎日がつづいておりましたが、ここ数日は寒い日が続いております。特に日中と夜間の寒暖の差が著しいです。風邪をひいている患者さんも結構な数いらっしゃいます。みなさまも体調管理にはくれぐれも御注意ください。

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当院の患者さんは一般の矯正歯科に比べると難易度の高い症例の割合がおおいいと思います。理由はいろいろとあるのですが、代表的なものとしては。

1:はじめはなんとなく自宅の近所の歯科医院もしくは矯正歯科で診察をする。
2:その結果、治療不可能といった返答をもらう。
3:自分自身の症状が重傷なことが理解でき、御自身でクリニックを真剣に検索しはじめる。
4:いくつか候補にあがったクリニックの中から当院を選択。

といった流れになると思います。

それでは、治療不可能といわれる症例とはどのような場合でしょうか?

大きくわけると 1:歯の問題 2:歯茎の問題 3:顎の問題と 3つに分類できます

1:歯の問題は 多数の虫歯 もしくは 多数の歯が欠損している といった状況です。
2:歯茎の問題は 歯周病に罹患してしまった人の場合です。
3:顎の問題とは 歯列不正の原因が歯ではなく、顎のズレやサイズ、曲がりなどが原因の場合です。

今回のテーマは2の 歯周病に罹患してしまった人の場合です。

まず、基礎知識ですが、歯周病は虫歯同様に菌による感染症です。
ですから、症状を放置しておくと病気はどんどんと進行します。

また、治療の基本は症状の緩和です。

治癒というよりは症状をおちつかせるといった事が主体ですので、
歯茎の状態が歯周病に罹患する前の状態(つまり若いころの状態)にもどるということではありません。

これは非常に重要な知識です。
歯周病の再生療法 つまり、うしなった歯周組織を再生するといった事も部分的には行われておりますが、本当に健康な状態(つまり若いころ)にもどることはありません。

ですから、歯周病が原因で歯並びが悪くなった症例を歯列矯正治療した場合、治療後のメンテナンスがとても重要になってきます。

それでは本日の症例です。
プロ矯正歯科院長先生の歯列矯正日記つづきはこちらから

【口臭 原因】歯列矯正治療中に口腔内環境は清潔に出来るのか?

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男で

【口臭 原因】歯列矯正治療中に口腔内環境は清潔に出来るのか?

昨日、本日と雨がつづいたため、せっかくの桜も散ってしまいましたね!
今年の4月は例年よりも寒かったような気がしました。
おそらく、花見客の数もすくなかったのではないかと思います。
また、私自身も風邪の初期症状がありましたし、周囲の人も風邪を引いている方が多いいような気がします。みなさま体調管理にきをつけてください。

【口臭 原因】歯列矯正治療中に口腔内環境は清潔に出来るのか?

前回のブログで私自身の歯周治療の話を書きました。
それ以降の自分の口腔ケアの中心は歯ブラシではなく、デンタルフロスもしくは歯間ブラシを中心とした方法に移行しております。もちろん、もともとそれらの補助道具は使用しておりましたが、歯石が歯間ブラシの挿入を邪魔している部分などがあったり、デンタルフロスが歯石にひっかかったりといったことが多々ありました。
その結果、十分なプラークコントロールができない部分もありました。

現在の自分の口腔内環境はかなり良好です。
おそらく、歯周ポケット検査をしてほぼ3mm以下と思います。ここまでコントロールできていると口臭はまったくなくなるのか?というと、残念ですが口臭を0にすることは不可能です。

ただし、このくらいの状態になれば、腐ったにおい等の口臭はほぼなくなるといってよいでしょう。

口臭の原因は3つあります。それらのうち2つはコントロールできます。

1:歯周ポケットが原因の口臭 (いわゆる腐ったにおい)
2:体臭とおなじ意味合いの口臭 (一部加齢によるものもあり)
3:嗜好品もしくは胃腸障害による口臭 (タバコ、食生活が悪い、アルコール等)

もう、おわかりと思いますが、1と3についてはコントロールできる口臭です

残念ながら、においをかいで原因が1なのか2なのか3なのか?と正しく判定するのは困難です
悪臭というのはミックスされればされるほど、増加しますので、自分でコントロールできる部分は大切にしたいです。
それでは、歯列矯正治療中の口の中を清潔に保つことは可能か?という疑問があります。

昨日もある患者さんからそのような質問を受けました。

答えを申し上げますが、十分可能です
それでは、本日は歯列矯正中でも十分清潔を保っている症例です
プロ矯正歯科院長先生の歯列矯正日記つづきはこちらから

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田中憲男
専門家

田中憲男(歯科医)

プロ矯正歯科

大学病院10年間、錦糸町にて開業して13年間、歯列矯正治療を中心におこなってきました。中でも外科的矯正治療の施術数は300症例以上の経験があります。

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