表側抜歯治療30代女性 ワイヤー装着後1年経過
みなさまこんにちは。東京のプロ矯正歯科院長
田中憲男です。
1昨日は、読売新聞東京本社にて、マイベストプロ交流会というものが開催されました。
交流会はとても勉強になることばかりで楽しかったです。その上、新聞社という閉ざされた空間を見学できたのも私のような立場の者にとっては新鮮な経験でした。
関係者の方、いろいろとありがとうございました。
さて、最近ではワイヤーを用いない透明なマウスピース矯正という治療方法を選択する機会が多くなってきました。
添付した写真もそうですが、かなりの症例については予定している治療期間で目標を達成することが可能です。
実際は透明なマウスピースを装着するだけで歯が動いていくという簡単なものなのですが、経験していくうちに問題もあることがわかりました。
それは
1:まじめに来院しないと治療が終わらない
予定している治療期間内に終わらすためには、まじめに来院しないといけません。ワイヤーの患者さんの場合、早く終わらせたいという気持ちが強いのか?みな定期的に受診していただけるのに対して、マウスピースの場合、予定している通院間隔で来院していただけない場合がございます。こういう部分では自己管理ができないとなかなか難しいと思います。
とにかく、人にきづかれずに早く治したいという強い信念があれば大丈夫です。
2:フィニッシュが甘い
ちょっとした歯のねじれなどフィニッシュのときに若干仕上げが甘い部分が生じてしまいます。
こういう結果になったときに、予定している治療期間範囲以内であれば無料で追加のマウスピースを作成してもらえます。そういう意味では良心的です。
3:補助装置としてのワイヤー矯正
治療の始めから終わりまですべてマウスピースではなく、ポイントポイントにおいてワイヤーの矯正装置を補助装置として使用していくのも効果的です
4:矯正歯科医師の元で受診されましょう
マウスピース矯正治療といっても歯列矯正治療にかわりはありません。やはり矯正歯科医師の元で診療を受けたほうが安心です