三次元アリさん

小学生が解いていた
国語の問題に
こんな文がありました。


学ぶ目的のひとつは、
「どうしたら
　自由になれるか」
と言うことではないかと
思っています。

汐見稔幸さんの
『人生を豊かにする学び方』
の一文です。


皆さんは
どう思いますか？

アリさんのお話

本日も
『宇宙兄弟』で登場する
お話です。


最近、
こんなのばかりですね。


『三次元アリさん』
「一本の線を引きます。
　
　その線の上
　つまり、
　前後にしか歩くことを
　知らないアリさんを
　『一次元アリさん』
　としましょう。

　誰かの手により
　線の上に小石を置かれたら
　そのアリさんは
　もうどうすることも
　できません。

　世界の終わりですね。

　そこに線から外れ、
　左右にも動くことができる
　アリさんが登場します。

　このアリを
　『二次元アリさん』
　とします。

　二次元アリさんは
　小石を避けて
　前に進みます。

　すると、
　次は左右に
　どこまでも続く壁が
　現れます。

　二次元アリさんにとって
　世界の終わりを意味します。

　そこに
　次は壁を登れるアリさん
　『三次元アリさん』
　の登場です。

　壁を登り
　どこまでも進んでいきます」


考え方を一つ学ぶたびに
アリさんは
『自由を手に入れている』
わけです。

選択肢の多さで決まる

多くのことを学び
多くの選択肢を得ることで
最善の選択が
できるようになり
自由に近づくのです。


人は
なんのために学ぶのか？


その疑問の答えの一つに
こんなのはいかがでしょうか？


では、今回はここまで。


ありがとうございました。

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