マイベストプロ徳島
太田佳樹

豊かな未来を約束する家づくりのプロ

太田佳樹(おおたよしき) / 建築家

株式会社Ota建築設計

コラム

木製サッシを手作りし、実際に設置して、いろいろと検証してみる。

2022年1月20日

テーマ:事務所の事

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 注文住宅DIY

皆さま おはようございます。

今朝のエアロバイク(30分)は、
しんどかったな~(;^_^A
日々繰り返しのモーニングルーティンで、
疲れでの体調の変化がリアルに分かる(^^)

さて、こちら↓↓↓

木製サッシの手づくり Ota建築設計

木製サッシの作成です。
(手作りの窓)

皆さまの中にも、
木製サッシへのあこがれを
お持ちの方も多いかと思います。

よく海外で取材の番組や
しゃれた雑誌などの表紙を飾る
ステキなお家
その窓には大概エイジングした木製サッシが使われています(^^)

実は、弊社事務所の新築の窓は、
全て木製サッシを使います。
はい、僕が全て手作りを致します!

木製サッシの手づくり Ota建築設計

ガラスは、ペアガラスを採用し、
空気層はベーシックな乾燥空気をチョイス。
ガスは使わないのですか~?
と聞かれますが

答えはNO

実は、開口部(窓)は空気層よりも大切ポイントがあります。
それは、
どれだけ隙間を無くせるかや、
熱伝導率(貫流率)をどれだけ低くする
素材を使うかが
とても需要なポイントとなります。

予算をつぎ込んで、
アルゴンやクリプトンガスの中空層や
トリプルなどのガラス層をチョイスしても
たったの1mmでも隙間があれば、
そこから熱が出入りして
性能を現した立派な数値も意味を無くしてしまいます。

これは、窓を手作りする僕だから
よくわかります。

もちろん、ガスや多積層ガラスは
それ自体(数値的に)は意味はあります!
でも、論点は隙間ですから、
そこのポイントでの話です。

木製サッシの手づくり Ota建築設計

枠と障子(稼働するガラス部分)には
絶対に隙間が必要ですから、
隙間を100%無くすことは物理的に無理です。

でも、少しでも隙間を無くすアプローチはあります!
それは、内窓を設置する事!!!

内窓無の窓で厳冬期を過ごし
体感的に寒さを感じるのであれば
内窓をプラスするのが確実です(^^)

木製サッシって、経年変化的にどう?
木部の劣化や、割れたりしないの?
はい、それをこれから検証します(^^)

自分で実際に作り、
それを本当に務所に設置して、
これから実際の変化を検証する!
人から聞いた話や
本で読んだ話ではなく
自分でデータを取る!!

これも、立派なお仕事です。
建物のすべてをお任せ頂いてる
建築屋の使命だと思っています(^^)

つづく(^^)

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太田佳樹

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太田佳樹(株式会社Ota建築設計)

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