ランサムウェアの被害が増加傾向

田中義治

田中義治

テーマ:IT セキュリティ

皆さんこんにちは。
昨日のニュースでも報道があったように、ランサムウェアの被害に注意が必要です。
約3年前にも話題になったランサムウェアが、また猛威を振るっており、コロナ禍でリモートワークなどを行っている方は特に要注意です。
ランサムウェア1
ランサムウェアは、不正なプログラム等でパソコンのデータを暗号化し、使用者であるユーザーの自由を奪い、解除して欲しければ期限内に身代金を支払うように要求するというもので、要求額を支払わなければデータを全て消去されてしまいます。
*(過去には支払っても解除されない事例もありました。)
ランサムウェア2
過去には大手日本企業でも、裏で身代金として数億円を支払ったという話もありました。
それは、営業が1日停止した際の被害額が数十億円になることと、ニュースなどで表ざたになったときの風評被害やブランドイメージのダメージを考慮しての、苦渋の決断だったことがうかがえます。
ランサムウェア3
また森井教授は、立場的なこともあり犯人のことや国のことを濁してはいますが、以前から第三国の資金調達に使われているとも言われています。
つまり、この場合は捕まえられません。

ランサムウェアとは手口は違いますが、一例をあげれば、ロシアなどでは他国へのサイバー攻撃は合法化されており、米国の銀行も大金を盗まれる被害に遭っています。
また、前述したように公表していないだけで、世界中で毎年被害が出ています。

一方、個人もターゲットとして、1件当たり数万円~10万円程度の金額で荒稼ぎされたこともあり、企業でなくても注意が必要なのは言うまでもありません。

特にこれからはスマートフォンの被害が増えることが予想されていますので、怪しい添付ファイル付きメールを開かないことや、非SSL(https化していない)httpサイトへのアクセス、不用意にバナーをクリックしないなど、なお一層の注意を心掛けてください。
ランサムウェア4
様々なセキュリティ対策に不安を感じている方は、私にご相談ください。

このようなコラムが、少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。

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田中義治
専門家

田中義治(ITコンシェルジュ)

株式会社ハルシステムコンピューター

これまでの多種多様な経験を通じて、貴重な学びと豊富な実績を積み重ねてまいりました。クライアント様の課題には常に真摯に向き合い、解決の先にある成功の喜びを、共に分かち合えることを目指しています。

田中義治プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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