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中山晃祐

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中山晃祐(なかやまこうすけ) / 職人

株式会社中山コーティング

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コラム

フッ素塗料を塗る前にちょっと待った!

2019年3月17日

テーマ:塗料を構成する物質

コラムカテゴリ:住宅・建物

硬化剤によって塗料の柔らかさが決まることが多い。
その塗料が硬めの設定商品なのか、微弾性もしくは弾性の設定商品なのかは硬化剤の要素が多いです。

●弾性と微弾性

弾性や微弾性といった「塗膜に弾力」を持たせる理由は、「モルタルなどセメント系の外壁のクラックに追従させるため」です。
弾性塗料には規格があります。

【弾性塗料】摂氏20℃で120%程度伸びる塗料
【微弾性塗料】摂氏20℃で伸び率が100%未満の塗料

20年前の単層弾性塗料は悪いイメージがありました。
理由は弾力があり割れに追随することはできるが、その弾力性のおかげで表面がネバネバになり汚れが付きやすい状態になったからです。
加えて樹脂がアクリル樹脂だったらめ、数年で硬くなって劣化してしまいました。
また下地が湿気をおびたところに施工すると、塗膜内が湿気をおびて表面が膨れるという不具合も多発しました。

現在ではそのような不具合を克服して優秀な弾性塗料が出ています。
300%の伸び率がある弾性塗料です。
なぜ300%の伸びが必要かというと「モルタル壁の全くクラックがないところに突然0.2㎜の亀裂が生じるとき、300%の伸びが必要だから」です。
強い伸び率を誇る優れた弾性塗料は、中塗り・上塗りのトップコートで力を発揮します。

また微弾性塗料は、主に下塗り材のフィーラーにその機能を持たせることが多いです。
理由は「弾性の無い、高品質塗料で中塗り・上塗りをする際には、下塗りに微弾性の塗料を塗ることで住宅環境が起因の振動から、上塗り塗料の塗膜の割れを防ぐため」です。

用途に応じて弾性塗料・微弾性塗料を使い分けることは、住宅の美観を長期間保つことに繋がるのです。

この記事を書いたプロ

中山晃祐

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中山晃祐(株式会社中山コーティング)

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