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徳島県 塗装業者 外壁塗装の工程③

2018年12月1日 公開 / 2020年4月20日更新

テーマ:木部の下地処理

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 外壁塗装

木の素材に塗装する際には、木の傷み具合によって木が新規の塗料を吸い込み過ぎることがあることを十分注意して施工するようにしてください。

①古い既存の塗膜面が、毛羽立ったところに新規の塗装を施してしまうと毛羽立った部分がすぐに剥離してしまうことがあるので、サンドペーパーやワイヤーブラシで毛羽立った塗膜面を最初に除去します。

②新規塗装を施しますが、既存の木の傷みがひどい場合は、新規塗料の吸い込みが激しく、2~3回塗っても塗りムラがでてしまう場合があります。
このような場合は事前に痛みを確認して、仕上げ塗りの前に下塗り材を施工します。

※既存の木の傷みがひどい場合、そのまま仕上げの塗料を塗ってしまうと吸い込みが激しく塗りムラがひどい状態になってしまうことがあります。
下塗り材を塗り、仕上げ材を既存の木が吸い上げてしまわないように塗る場合も多くあります。(主にシーラー)

③ムラなく均等に塗り上げることが大切です。
クオリティは事前に決めておかないと、塗りすぎて今度はポッテリな感じで仕上がってしまいます。

④既存の木に残っている塗膜は基本的には①のようにサンドペーパーやワイヤーブラシで毛羽立ったところを除去するだけですが、傷みがひどい時には、既存の塗膜をスクレーパーやディスクグラインダーで除去することもあります。
また徹底して塗膜を剥がす場合は「剥離剤(はくりざい)」と呼ばれる薬品を使って既存の塗膜を除去する場合もあります。
こうした場合は①の工程とは比較にならないくらい手間がかかるので、しっかりとした予算形成が必要になります。

この記事を書いたプロ

中山晃祐

塗装工事のプロ

中山晃祐(株式会社中山コーティング)

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