エブリィ3台の一般修理
国産車のATF(CVTF含む)圧送交換のご相談が、このところ再び増えてきています。
お問い合わせフォームからのご連絡も多く、日頃から関心の高さを感じています (^_^)
今回は、鮮やかなイエローのダイハツ コペンでの圧送交換一式作業。
各所にオーナーのこだわりが見える、とても大切に扱われている1台です。
圧送交換は専用機材を車両のオイルラインへ直結し、循環させながら古いATFを抜き取りつつ、新油へ入れ替えていく方式です。
また、当社では『圧送交換一式』と記載している理由があります。
初回の圧送交換ではオイルパンを取り外して内部を洗浄し、同時にオートマ内部のフィルターにあたるストレーナーを交換します。さらに、オイルパンを外すことで現れるバルブボディーも、下側から可能な限り洗浄します。
水分の発生が無いクリーナーを使用し、簡単に言うと“内部をしっかり整えるための初期リフレッシュ作業”を含めているため、一式作業としています。
この工程を行うことで、圧送交換後のATFの性能をより発揮しやすくなり、長く快調に乗っていただける状態に整えることができます。
さらに、この初回の一式作業を実施しておくことで、次回のATF交換は圧送交換のみ、その次は再び一式作業、といったサイクルでメンテナンスを進めることが可能になります。
交換距離のスパンは異なりますが、イメージとしてはエンジンオイル交換とフィルター交換のサイクルに近い考え方です。
負担を抑えながら、必要なタイミングで内部までリフレッシュできる点が大きなメリットです。
今回はお問い合わせをいただいてから、作業依頼書の確認受付 → 概算見積のOK → 部品発注 → 部品入荷後に入庫日の相談、という流れでスムーズに進行しました。
コペンは走行10万キロ台。
おそらく初交換と思われるほどATFが真っ黒な状態で、良いタイミングでのご依頼だったと感じます (^^;)
「現時点で変速ショックは無いが、長く快調に乗りたいので依頼したい」 というメッセージもいただいた事からはじまり、オーナーの想いが強く伝わってきました。
作業後のフィーリングなども、ぜひ次回お聞かせいただければ嬉しいです (^_^)
ATF圧送交換一式は随時受付しています。
気になる方は、、当社ホームページからご相談ください。
(代表:遠藤)
※画像の保存容量の都合により、過去記事の画像が表示されない場合があります。
あらかじめご了承ください。



