後悔しやすい住宅設備10選 前編
こんにちは、住まいの専門家かみだにです。
皆さん床材を選ぶ際に、何を重視していますか?
今回は、皆さんが楽しみながら、床材を選べるように、床材を7つのタイプに分けて、それぞれの特徴を、ご紹介します!
そして、メリットやデメリットに加えて、それぞれの床材のおススメランクを1つ星から5つ星までの5段階評価でご紹介します。
それでは 今回ご紹介する床材は、こちらの7つです。
- シートフローリング・木質床タイプ
- フロアタイル
- 畳
- 無垢フローリング 針葉樹
- 無垢フローリング 広葉樹・樹脂床タイプ
- クッションフロア
- 突板・挽板フローリング
上の7つのタイプをご紹介します。
そして、おススメランクについては、価格や耐久性、清掃性なども含めた、機能面やコストパフォーマンスを重視しています。
逆に、見た目やデザインについては、「樹脂は安っぽい」「節があると気持ち悪い」「畳は古臭い」というように、人によって感じ方に違いが出ますから、その点はあまり考慮していません。
そして、実際の経験や、実例に基づいて、ご紹介しますが、あくまでも私個人の見解ですので、その点ご了承の上、皆さんにとって、役立つ情報だけを、取り入れながら、ご覧ください。
それでは、一つずつご紹介します。
1.シートフローリング
それでは、1つ目にご紹介するのは、シートフローリングです。シートフローリングは、木目のデザインがプリントされたシートを、フローリングの表面に貼り付けたタイプの床材です。
表面のシートの厚みは、0.1mm~0.3mm程度と非常に薄いです。
しかし、厚みとは裏腹に、表面の強度は高く、家具の移動のような擦れでも、傷がつきにくく、ペット対応の商品も多いです。
そして実は、現在、戸建て住宅で、最も採用されている床材が、こちらのシートフローリングです。
こちらのシートフローリングのオススメランクは、4つ星です。
シートフローリングを4つ星にした理由は、3つあります。
1つ目は、表面の強度が高いこと
2つ目は、価格が安価であること
3つ目は、お手入れがラク、という点です。
1つ目の、表面の強度については、冒頭のご説明の通りで、椅子を引いたり、家具の移動する際についてしまうような、一般的な生活傷が、つきにくくなっています。
皆さんも、床の傷が怖くて、遊びたい盛りのお子さんを、意味もなく叱るような生活を送りたくは無いですよね。
ですから、シートフローリングは、お子さん連れのご家庭には、特にオススメです。
続いて、2つ目の、価格が安価、ということについてですが、シートフローリングは、今回ご紹介する床材の中でも、最も安価な価格帯で採用することができます。
その安価な理由は、なんといっても普及率です。
先の通り、シートフローリングは、現在最も採用されている床材です。
そして、住宅建材は、流通量が多くなればなるほど、生産コストは下がりますから、コスパ面だけで言えば、間違いなくNO1の選択肢といえます。
そして、4つ星にした、3つ目の理由は、お手入れがラクという、という点です。
まず、無垢板や、突板のような木材と違い、表面から汚れが染み込む心配がありませんから、お子さんの食べこぼしや、キッチンの調理で汚れてしまった場合でも、焦らずゆっくり拭き取っても後が残りません。
また、シートフローリングには、ノンワックスタイプが多く採用されています。
ノンワックスタイプのシートフローリングは、表面に特殊なコーティングが施されています。そのため、シート表面に、汚れや傷がつきにくい仕様になっていますから、表面塗装の塗り替えや、定期的なワックス掛けのような、お手入れの必要がありません。
また、日焼け等の、紫外線劣化もしにくく、比較的、経年劣化が目立ちにくい床材です。
以上のような面から、表面強度も高く、コスパに優れていて、お手入れも楽ちんなシートフローリングは、オススメできる床材です。
「いや、エエことばっかで逆に怪しいわっ!野党のマニュフェストかっ!」と思われた方や、もしかしたら「下地が合板やろ!?無垢板よりも長持ちせーへんのちゃうかっ!」と感じられた方のために、シートの下地に使用されている、合板についても、詳しくご紹介いたします。
シートフローリングは、フローリング自体の素材には、合板を使用しています。
合板というのは、木材を薄くスライスしたものを、直角に交互に張り合わせて、強度を持たせた板材です。
合板は、湿気や乾燥に対しても、収縮や反りが起こりにくく、木材に比べ、強度も高いです。しかし、木材を接着剤によって張り合わせていますから、超長期的な耐久性については、無垢材に比べ、劣る部分があるのは事実です。
しかし、極端に湿気を吸い込むような、劣悪な環境で無い限りは、30年くらいでどうこうなるものではありません。
合板は、床下地や、屋根の下地など、9割以上の住宅会社が、構造部分に使用している、既に耐久性に実績のある建材です。
逆に、現在は、合板を使わずして、強度のある家を建てることの方が、難しいくらいです。
ですから、シートフローリングでは、将来のメンテナンスが心配という方も、安心して選んでください。
また、現在はシートの改良も進んでいて、表面のデザインだけではなく、質感もリアルに表現されています。
初見の方は、本物の木目と見間違える方も多いですから、「天然の木目にこだわりがない」という方にとっては、ファーストチョイスになると思います。
2.フロアタイル

フロアタイルは、塩ビ等の樹脂を素材として作られた内装用のタイルです。
土足でも使用できるほど、耐久強度が高く、従来より店舗の床でも採用されています。
それでは、こちらのフロアタイルのおすすめランクは、5つ星です。これは、今回ご紹介する床材の中でも、最もオススメの床材です。
では、何故フロアタイルはオススメできるのか、その理由をご紹介します。
まず、フロアタイルをオススメする1つ目の理由は、傷がつきにくい、という点です。
先程のシートフローリングのご説明でも、ひきずるような生活傷はつきにくいとお話しましたが、フロアタイルの場合は、更に傷がつきにくくなっています。
例えば、マイナスドライバーの先端部を下に向けて、1.5mくらいの高さから落下させたとしても、フロアタイルに、全く傷はつきません。
これが、他の床材の場合、例えば、シートや突板タイプのフローリングは、表面が少し凹みますし、
無垢床の場合は、かなり凹みますし、畳の場合は、刺さります。
ちなみに、樹脂性であるクッションフロアの場合も、フロアタイル同様に弾力性がありますから、物を落とした際の、凹みキズはつきにくくなっています。
しかし、クッションフロアの表面は、指で押した程度で凹んでしまうほど、柔らかい為、今後は、家具を引きずるような生活傷に対しては、剥がれてしまう危険性があります。
つまり、まとめると、フロアタイルは、表面の強度が高く、かつ、弾力があるので、擦るような生活傷と、物を落とした際につくような凹み傷の、両方に強い床材、ということです。
また、フロアタイルの場合は、万が一、傷がついて交換を希望する場合でも、他の床材に比べ、張替えが容易です。
例えば、フローリングの場合、1枚を張り替えるために、重ね合わせている周辺のフローリングも剥がす必要がありますが、フロアタイルの場合は、1ピース毎に張替えができるため、張替えに必要な、時間も費用も最小に抑えることができます。
そして、フロアタイルをオススメするもう2つ目の理由は、水や汚れに強いという点です。
フロアタイルは、樹脂製ですから、水や汚れを吸い込みません。そのため、湿気が多い水回りはもちろん、汚れやお手入れが気になるキッチンの床でも、気にせずに採用することができます。
また、フローリングの場合は、1ピース毎に目地によって、隙間があいていますが、フロアタイルは、目地がなく、隙間がありません。
ですから、例えば、極端な話、汚れた水が、たっぷり入ったバケツを、床にひっくり返してしまった場合でも、拭き取れば元通りになります。
普段のお掃除のしやすさは、床材を選ぶ際に、重要ですよね。
そんなフロアタイルですが、実は、価格に関しては、安い床材という訳ではありません。
今回ご紹介する床材の中でも、価格は高い部類に入りますし、一般的に、高級床材です。
シートフローリング→クッションフロア→無垢フローリング 針葉樹→畳
→突板フローリング→フロアタイル→無垢フローリング 広葉樹→挽板フローリング
(※メーカーや材種により変動します。)
ただ、その価格を考慮しても、強度や清掃性や、メンテナンス性の高さから、オススメの選択肢となります。
皆さんに採用していただけると、流通と価格の関係で、お手頃になっていきますから、是非採用を検討してください!


